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転職はそんなに大袈裟なものではない【転職経験者が語る】

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今の会社を辞めたいと思ったことはありますか?
勤続年数が長い人でも、今年入った新人であっても、こう思った経験がある人は多いのではないでしょうか。

なんとなく転職を考えているけど踏ん切りがつかず迷っている方、不安な気持ちが勝ってしまっている方。
そんな方の背中を、転職を経験している私がグイグイ押します。
選択肢の一つとして転職という道を確保しておくと、「つらくても毎日頑張る」以外の逃げ道ができて、心が安らぐこと間違いなしです。

今の会社に不満があるけど転職しない理由

転職しない
心の底から毎日が辛いと感じている人は、誰かに背中を押されなくとも転職活動を始められるかと思います。

「可能なら辞めたい、でもなぁ…」
この、「でもなぁ…」に続く言葉が踏ん切りがつかないポイントなのでしょう。

 

でも、今より残業多いところだったら嫌なんだけど。

これは入社してみないと分からない部分ですね。

今はその会社に勤めている社員の口コミなども、色んなサイトで見れたりします。
でも、書かれていることが事実だったり、疑わしい内容だったりもする。
自社の口コミを見にいってみてください。
そうそうそう!と思う投稿もあれば、自分の部署はここまで酷くないけどなぁという投稿もある。

入りたい会社の実情を知るのにいい手ではあるのは確かです。
でも、実際のところは部署や職種によっても違うから結局分からないのです。

 

 

でも、人間関係ギクシャクしたところだったらどうしよう。

短い期間でもいいから、お試しで仕事できたら判断つくのになー。
その部署の独特な雰囲気って、特に変な空気であればあるほどすぐ気がつくじゃないですか。
本能なんでしょうか、ここはヤバイって何とは言わずに感じとれたりしますよね。

みんながみんな自分と付き合いやすい人ばかりという、そういう奇跡はあんまり起きません。
どこへ行っても変な人、ヤバイ人は一定数いるものです。
あまり関わりのない人だったらまだいいんですが、直属の上司とか、教育係とか、隣の人なんかに当たってしまったらもう最悪ですよね。

それを考えたら確かに二の足を踏んでしまうのも分かる。

 

でも、今より給料下がる可能性あるかもな。

給料がどれくらい貰えるのかは、ある程度は転職活動中の情報収集で分かるはず。
転職サイトでもおおよその年収の記載があったりします。
ただ、給与規程を事前に確認できるわけではないので、退職金とか各種手当の金額などは入社してからでないと分からない場合がほとんどです。

その業界の年収相場と、その会社の四季報に載ってる年収を見て、おおよその金額を予想するしかないです。

 

 

でも、転職活動するの面倒だし。そもそも時間無いし。

平日は残業ばかりで帰ったら寝るのが精一杯なんだよ。
土日?そんなの平日できない家事をまとめてやって、あとは寝溜めするんだよ。

そんな声が聞こえてきそうですね。

私が新卒で入った会社は残業=美徳が染み付いていた会社でした。
当時の代表の口癖が「私は毎日深夜2時まで仕事した」でしたから。
タイムカードも無いのでサービス残業させ放題の会社でしたから、元号が令和に変わろうと、昭和時代的な会社もまだ数多く存在するのは実感しています。

実際に転職活動を始めると、確かに余暇時間は減ります。
スマホをいじる時間、テレビやYouTubeを見る時間なんかは我慢して、履歴書と職務経歴書づくりと求人情報の検索とエントリーを繰り返す日々がしばらく続きます。
普段から自己分析ができている人や、アウトプットが上手い人、時間管理が上手な人はちょっと時間を作ればできると思います。
ちなみに私は筆も遅いしアウトプットも苦手で、書類選考締め切り日の前日はほぼ徹夜で書類作ってました。

でも、ずーっとそれが続くわけではありませんから。
4月に転職サイトを登録し、十数社にお断りされ、6月に内定をもらえました。
この2ヶ月というのが一般的なのかどうかは分かりません。
ただ何十年という長い人生のうち、ほんの数ヶ月だけということです。
そう考えると、ほんの少しの時間に感じませんか?

短期集中して、数ヶ月頑張れば環境は変えられるということです。

 

転職に失敗しても、無駄にはならない

はっきり言って、2年半前の私の初めての転職については、成功ではありませんでした。
2年ほどで辞めてしまった原因は、大きいところで人間関係と、あとは仕事内容が合わないなど、細かいところは色々とあります。
直属の上司がどーしても私には合わなくて、耐えられず離脱しました。
悪い人ではないんでしょうけど。合う人は合うんだろうけど。私には合わなかっただけ。

最終日に一応挨拶した時、「だいぶ当たりが強かったよねごめん」と謝られました。
遅いよ!それより自覚あったんかい。

 

幸いなことに他の同僚には恵まれたので、私の根性がもう少しあれば乗り越えられたのかもしれません。

振り返ると嫌なことばかり思い出しがちですが、無駄ではなかったと思っています。
業種も全く違う会社にしたので、色々知れたことも単純に面白かったです。
今後の人生に役に立つかどうかは知らないけど。
純粋にへぇ〜!そうなんだ!な感覚って大人になると減っていく気がするので、そういう点で良かったです。

 

新たな人との出会いも貴重な財産となりました。
あとは、残業が少ない環境に移ったことで、今後の人生についてじっくり考える時間ができました。
そのおかげで、現在進行形で人生が楽しい方向へ進み始めたことが一番の収穫だと思っています。

 

まとめ

 

転職は最初の1回目を越えると一気にハードルが低くなる気がします。
初めは、清水の舞台から飛び降りる的な覚悟で望みました。
新卒で入社した会社を辞めて転職しようと決心した時も、こんな気持ちがずっとぐるぐると巡っていました。

 

「この会社を辞めて本当に後悔しないだろうか」
「次の会社でうまくやっていけるだろうか」
「この決断は本当に正しいんだろうか」

 

でも一回転職してみたら、気持ちが見事に切り替わっていたことにびっくりしました。

 

「ダメだったら元の会社に戻ろう!」

 

これくらいのマインドでもいい気がします。
よく考えてみたら、1社目で仕事内容、給料、人間関係がドンピシャで合うのもかなり奇跡に近い気もしませんか。
一度でピタッと合う方が奇跡だと思います。

自分の納得いくまで調べて、あとは「えいや!」と飛び込む。
これでいいと思う。

給料低かったらどうしよう。
人間関係はどうかな。
残業多いかな。

そりゃ気になりますよね。

いろんな「たら・れば」が出てくるでしょうが、全てに共通して言えることは、その会社に入ってみないとわからないということです。
入ってみて、違うなと思えばまた次を探せばいいんです。

 

会社員として働く以外の道だって今は多数あります。
副業を始めて、いつでも会社を辞められるようにしておくとか。
お金を貯めまくってさっさとリタイアしちゃうとか。

思考停止して、不満のある現在の会社で働き続けるというのも、その時間がもったいない気がします。

 

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