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【慎重派な私のFIRE計画】4%ルールを無視してFIREする方法

4%ルールを無視してFIREする方法
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こんにちは、ムチコです。

私は一般的な定年である60歳よりも前にセミリタイア(サイドFIRE)をしたく、それに向けて倹約生活と投資を続けています。

 

FIREするために、倹約と投資という王道な手法で資産を築くつもりでいます。
ですがFIRE後の取り崩し方法については、王道である「資産の4%を取り崩す」というものではありません。

 

4%にこだわらずとも、FIREは可能であると考えています。
慎重派な私が4%ルールを無視しても安心してFIREできる方法をまとめてみました。

 

この記事の結論

・FIRE後の生活と老後生活は切り離して考える
・老後生活突入までにFIRE資産を使い果たしてOK
・不測の事態に備えるために、完全FIREではなくサイドFIREにする

邪道かもしれませんが、一つの方法として参考にしていただければと思います。




FIRE資産は年金受給までに使い切れ!?

私の計画はこうです。

ムチコのFIRE計画

・50歳でサイドFIREする
・パート+副業+配当収入&資産取り崩しで生活
・FIREの必要資産は3000万円
・75歳までにFIRE資産を使い切って老後生活へ入る

 

FIREの一般的な考え方について触れておきますと、

年間の生活支出の25倍の資産を築き、年間4%取り崩せば資産が目減りしない

というのが、FIREの王道の「4%ルール」です。

 

私はそれを無視して、FIREのために築いた資産は全て使い切ってしまうという方法でFIREすることを計画しています。

 

そしてFIRE資産がゼロになった75歳以降は、年金とFIREの分とは別で用意した老後資金の取り崩しで生活していきます。

 

つまり、FIRE資産と老後資産を分けているので、FIRE資産を使い切ったとしても老後のお金の心配はありません。

 

FIRE資産はどんどん減っていくけど、老後のための資産形成はiDeCoで積み立て続けるので、総資産はそこまで目減りしないという状態になります。

 

準備するFIRE資金は3000万円にする予定

私が目指しているセミリタイア後の生活費はこんな感じを予想しています。

・月の総支出は多めにみて18万
・そのうち10万円はFIRE資産からの配当や取り崩しでまかなう
・残り8万円はパートや副業で稼ぐ

そしてFIRE準備期のゴールとなるFIRE資産額は3000万円と設定しています。

 

ちなみにですが、王道の4%ルールに基づいてFIREに必要な資金を計算すると、

1ヶ月の資産収入10万円×12ヶ月×25年分=3000万円

となります。

 

え?4%ルール使った金額と同じだけ貯めるんかい!

と突っ込みを入れた方。正解、あなたが正しいです。

 

4%ルール無視するとか言いながら、4%ルールと同じ金額だけ用意する理由を詳しく解説していきます。

インフレ率、暴落、加齢による収入減などに備えてFIRE資産に余裕を持たせている

先述したとおり、老後生活に入るまでにFIRE資産を使い切るとなると、本当は3000万円も要りません。

 

試しに金額を減らして1800万円を年利5%で運用しつつ月10万円取り崩すという計算してみたら、こんな感じになりました。

1800万を年利5%で運用し月10万ずつ取り崩した場合※モーニングスターHP金融電卓より引用

 

27年9ヶ月後に資産が尽きるので、FIRE期間の25年間で運用&取り崩ししても、計算上はセミリタイア可能だし、ちょっと余るという結果になりました。

 

それでも安心できないのは私が超慎重派だからでしょうね。

 

私のFIRE期間は、FIRE資産の3000万円が貯まる予定の50歳くらいから、年金受給し始める予定の、遅くとも75歳くらいまでと設定して考えています。

 

この年代はおそらく、どんどん老いを実感していく年代です。

70代まで働くのは現実的ではない。
病気やケガをしているかもしれない。
支出も思ったよりも膨らんでいるかもしれない。
今から20年30年後の社会情勢なんて、どうなっているかも予測できない。
インフレ率やばい、社会保険料高い、もっと雇用厳しいかもしれない。

 

月10万円ずつ資産を取り崩すなんて設定も、「あくまでずっと健康体で稼ぐことができればの話」なんです。

なのでFIRE初期は資産の取り崩し率は4%くらいになりますが、中期から後期にかけては労働時間を減らし、取り崩し率を6%8%とかそれ以上に上げていくつもりです。

 

最悪の場合も考えつつ、色々な想定外を想像して。
「余裕をもたせて3000万円」が、慎重派の私も安心できる金額だったというわけです。

FIRE後もiDeCoを継続して老後資金を増やし続ける

FIREしたのに老後の心配しなきゃいけないのかよ!
そんなのFIREとは言えない!

ごもっともです。
FIRE達成に向けてそれまで倹約に倹約を重ねて積み立て生活をしているわけですから、早く解放されたいと思うはずです。

 

ですが、私のFIREはサイドFIREとバリスタFIREとの掛け合わせな訳です、全く働かないわけではない。

 

毎月少額でも給料が入るはずだから、iDeCoは続けていこうと考えています。

 

給与所得にせよ事業所得にせよ、何かしらの所得が発生するうちは、色々な控除をうまく使っていきたいですしね。

 

今現在、毎月のiDeCoの掛金は月1万円にしているんですが、FIRE後もそのまま1万円でいこうと思っています。

 

この春に転職(次もパート)をするのですが、次の勤務先はパートでも401Kに加入できるようなので、それも老後資金の足しにできるかなと、少しあてにしています。

それぞれ毎月の掛金は少額ですが、時間を味方につけて老後資金を少しでも増やしていければと考えています。

現在のiDeCo評価額が280万円、37歳の私が60歳まで1万円を掛け続け、60歳から75歳まで運用し続けるとこうなる予定です。

iDeCo計画※アセットマネジメントOne(株)HPより引用

 

かかる手数料なども加味して、よりシビアに運用利回りは年利3%で計算してみましたが、約1500万円とまぁまぁ安心できる金額になりました。


私は楽天証券のiDeCoで老後資金をコツコツ積み立てています。


これに加えて、勤め先の確定拠出年金、預貯金、FIRE資金の余剰分が上乗せされますので、かなり少なく見積もっても2000万円以上は老後資金として築けそうな見込みです。

 

それでもFIRE失敗しそうな時はどうする?

失敗しそうな時は?

慎重派の私としては、常に最悪のことを考えてしまうわけです。

予想以上にFIRE資産の減りが早い!とかね。

そうなってしまった場合にどうするか。

稼ぐ力を残しておけば、労働時間を増やして収入を上げることも可能

私が目指すFIREはサイドFIREとバリスタFIREを合わせてリタイアするつもりです。

つまり、資産収入以外に労働収入を得て生活をしていくつもりです。

 

FIRE後、時間は減らしながらも労働は続けていますので、FIRE資産の減りが予想よりも早ければ、労働時間を増やして給料を増やしたり、副業に力を入れて入金力をあげればいいだけです。

今現在もパートと副業で生計を立てつつ投資できるだけのお金を捻出できているわけですから、そんなに難しい話ではありません。

 

老後生活の前倒しをすれば良い

FIRE資産も尽きかけている。
おまけに加齢により収入を上げるのが厳しい。

 

こんな状況になったら、もう年金を受け取り始めちゃえばいいわけです。

私のFIRE計画上では、年金受給開始時期は70代を予定していますが、それを前倒しにするということです。

 

公的年金も現行ルールでは65歳から満額もらえますし、なんなら60歳から繰り上げ受給ができます。
iDeCoだって60歳から受け取り可能です。

 

私の年金受給額は、パート生活が長くなる予定なので平均より少ない見込みです。

今現在の試算でも月9〜11万程度。
なので正直なところ、できれば繰り下げをして受給額を増やしたいところ。

 

ですが、そんな悠長なことも言っていられなくなったら、もらえる時期になったらもらうしかありません。

早めに老後生活に入る場合は、いかに年金受給額を増やしておけるかという部分が大事になってきます。

現役時代により多くの収入を得てより多くの厚生年金保険料を納める、もしくは厚生年金保険料を納める期間を増やすか、その両方により受給額を増やせます。

 

これからもパート勤務を続けるつもりの私ができることは、厚生年金保険料の支払い期間を増やすこと。

FIRE後もできれば社会保険に加入して厚生年金保険料を納めていきたいと思っています。

 

労働時間は減らしたいけど、社会保険には加入していたい。

働く時間を減らすと社会保険の加入要件から外れてしまう。

FIRE後の働き方を考えたときに、ここが非常に悩ましい問題ですね。

 

今後の法改正に注目しながら、対策を考えていきたいところです。

 

まとめ:4%ルールを無視してもFIREは可能

サイドFIRE志望の私が、FIREの王道ルールである4%ルールを無視してFIREする方法についてまとめてみました。

 

私のFIRE計画

・FIRE資産と老後資産は分けているので、FIRE資産は老後生活に入るまでに使い切っても問題ない
・サイドFIRE予定なので、稼ぐ力は残しておき、いざとなれば労働時間を増やす
・FIRE資産が早めに尽きたら、老後資金と年金で老後生活に入る

以上がムチコルールのサイドFIRE計画の概要になります。

 

私は資産の状況を細かくチェックしたり、お金の計算をするのが好きなので、こんな計画を立てました。

 

面倒くさい計算などは極力控えてシンプルな方法でFIREしたい場合は、やはり4%ルールが一番なのかなと思います。

FIRE後も老後も、資産の4%の取り崩しということだけ注意すればいいので、手間がかかりませんからね。

 

この記事を書くにあたり、改めてFIRE計画をじっくり見直してみました。
書き終えて思うのは、「ちょっと石橋叩きすぎじゃね?」ということ。

お金のことは慎重なくらいがちょうどいいのかもしれませんが、それにしても慎重すぎかもしれませんね。

もうちょい目標金額を下げて、早くセミリタイアする方が人生豊かになりそうな気もします。

 

ムチコのFIRE計画に変更があった場合に、また情報を共有していきたいと思います。

 

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