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レザースニーカーも水洗いできる!?靴の中の嫌なニオイも汚れも落とせてスッキリ真っ白にする方法

レザースニーカーを丸洗いする方法
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こんにちは、ムチコです。

私はスニーカーを3足持っているのですが、そのうちの1足がアディダスの真っ白なスタンスミスなんです。
スタンスミスは革製なので、お手入れが難しいと感じている方も多いかもしれません。

 

以前の私もその一人でした。
3年間手入れをしておらず、汚れもひどい。

何より靴の中のニオイが強烈すぎて捨ててしまいたい!と思っていました。

 

・汚れ落としクリームを使ったけどイマイチ…
・汚れもそうだけど、とにかく臭いを取りたい
・いっそのこと新品で買い直そうか悩んでいる

もう諦めて新しい靴を探し始めている方!
ちょっと待ってください!もしかしたらその靴、驚くほどキレイになるかもしれませんよ。

 

私が持っていた激臭スタンスミス、今ではニオイもすっかり取れて春夏コーデで大活躍してくれてます。

最後の望みをかけておこなったある”お手入れ”によって、「これからも大事に使っていこう」と心変わりをしました。

 

革製品のお手入れは手間がかかります。
ですが、手入れを適切に行えば本来持っている丈夫さが発揮されて、長く使うことのできる優れものです。

 

レザースニーカーの失敗しない丸洗い方法と、よりキレイに仕上げるためのケア用品についても説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

汚れとニオイ、両方取るならサドルソープで水洗いがおすすめ

私が持っているアディダスのスタンスミスは、ヒールパッチまで白いため、とにかく汚れが目立つ目立つ。



そして汚れがMAXまでついていた以前の私のスタンスミスがこちら。

洗う前のスタンスミス

この時は購入から3年ほどが経過しており、しかも一度も手入れをしていませんでした。

「そりゃキレイにしたいけど」と思いながらも、汚れの落とし方が分からず放置した結果、こんなことに。

そしてめちゃくちゃくさい!!

 

 

ソールもすり減ってきたし、ちょっと買い換えようかなと思っていました。
そして画像では分からないと思いますが、靴の中から激臭が漂っています。
もう信じられないほど臭いんです。

消臭グッズを色々試したけど全然取れなくて。

 

ニオイも取れないしこんなに汚い靴、もう履きたくなくなって買い直そうと思っていました。

それが、最後の望みをかけてサドルソープで丸洗いをした結果、こうなりました。

ニオイもきれいさっぱり取れて、本来の白さを取り戻しました。

新品同様、とまではいきませんが、捨てようだなんて思っていたことを恥じるくらいにキレイになってくれました。

 

スタンスミスを丸洗いしてみた結果

汚れ取りクリーナーや消しゴムではニオイは落ちない

サドルソープを使った丸洗いなら劇的に変わることがお分かりいただけたと思います。

ですがこのお手入れ方法はとにかく時間がかかるのが難点です。
乾かす時間を含めると2〜3日はかかります。

 

そんなに待っていられない!という方はまず、別の方法を試してみるといいかもしれません。

 

私のスタンスミスほどは汚れていないだとか、部分的な汚れが気になる程度であれば、汚れ落としクリームがおすすめ。


 


汚れがついたらすぐにクリーナーで落としていく、という癖をつけたほうがキレイを保てるかもしれませんね。

 

丸洗いをする時に使うサドルソープは革専用の洗剤なので、他の洗剤よりも革に優しい成分でできています。
ただ、水洗いをするので革への影響が全く無いわけではありません。

具体的には、

・革の乾燥を招き、ヒビが入ってしまう
・型崩れを起こす

こういった可能性もあります。

最終手段的な位置付けで試して欲しいところではありますが、私はサドルソープで丸洗いを経験してからその虜となっています。
なぜならニオイが取れるのはこの方法だけだからです。

 

私のように何をどう頑張ってもニオイが取れなかったという方、サドルソープで丸洗い一択です。

 

丸洗いをおこなうことで起きる革の乾燥や型崩れについても、その後のケアで防ぐことができますので、ここからは丸洗いのやり方とその後のケアについて説明していきます。

革靴の丸洗いのやり方

大きな手順としては以下の通りになります。

 

・靴全体をブラッシングしてチリや埃を取り除く
・靴をぬるま湯につけ置きして汚れを浮かせる
・サドルソープを使って汚れを落とす
・水で洗い流さずにタオルなどで水気や泡を拭き取る
・日陰で2〜3日乾かす

それぞれの工程で必要なもの、注意点などを解説していきます。

靴全体をブラッシングしてチリや埃を取り除く

靴に限らず革製品のお手入れでまずやるべきことが、このブラッシングです。

革の表面には、見た目には分からないほどの小さな溝や穴があります。
そこに目には見えないチリや埃、汚れがたまっているらしいのです。
この埃やチリが、革に必要な油分を吸ってしまうため、革の乾燥が進んでしまいます。

 

それを取り除いてあげるためにブラッシングが必要になってきます。

ブラッシングの手順は、

 

・ヒモがついていればそれを解いて外す
・全体をブラッシングする
・汚れの溜まりやすい隙間を念入りにブラッシングする

革を重ねたり折ったりして製品ができている構造上、汚れが溜まりやすい隙間が必ずあります。

・ソールと本体の境目
・靴ひもを通す穴の周り
・ステッチ部分

このような狭くて汚れがたまる場所は特に念入りに、チリ・埃をかき出すような感じでブラッシングをしましょう。

 

汚れを取り除くために必要な毛のコシと、革を痛めない柔らかさを併せ持った馬の毛を使ったブラシがおすすめです。

靴をぬるま湯につけ置きして汚れを浮かせる

 

次に、汚れを浮かせるためにぬるま湯に浸してつけ置きます。

靴が入るサイズのバケツに、40度くらいのぬるま湯を張って、靴を完全に沈めます。

つけ置き時間は30分〜1時間ほど。

 

これをおこなうことで、この後実際にサドルソープを使って洗う際に汚れが落ちやすくなります。

長い年月をかけてついてきた汚れたちです。
しっかりこの手順を経て、きっちり汚れを落とす準備をしていきましょう。

 

 

我が家で唯一持っているバケツがかなり大きいものでしたが、大きいおかげでその中で洗えて、風呂の洗い場に汚れが広がらずに便利でした。

使わない時は折りたたんでおけるので、今回の靴洗いにも使えるし、手洗い洗濯もできるし、足湯としても使っています。

サドルソープを使って汚れを落とす

いよいよサドルソープを使って汚れを落としていきます。

サドルソープをスポンジなどに少し取り、よく泡立てて靴を洗っていきます。

注意すべき点は、外側の革部分はゴシゴシと擦らないこと。
スポンジも柔らかい面だけを使うようにして、優しく撫でるようにして洗うことを心がけましょう。

逆に革が使われていない内側やソールの部分はゴシゴシ擦って汚れを落としていきます。

私は食器洗い用のスポンジを3等分に切って小さくしたものと、歯ブラシを使って汚れを落としていきました。

広い面はスポンジ、狭いところを歯ブラシとうまく使い分けるのがポイントです。

水で洗い流さずにタオルなどで水気や泡を拭き取る

汚れを落としきったら、水で洗い流さずにタオルで拭き取っていきます。
サドルソープは保湿成分が含まれているので、洗い流す必要がないらしいのです。

 

水で洗い流したくなる衝動を抑えて、キレイなタオルで水気を拭き取っていきましょう。

 

ここでも外側はゴシゴシ擦るのではなく、優しく抑えるような感じで水気を取り除いてあげてください。

内側の部分がなかなか乾きづらいので、つま先の部分まで丁寧に拭き取りましょう。

水が滴らない程度に拭きあげたら、次は乾燥の工程に入ります。

日陰で2〜3日乾かす

タオルで水気を取った後、新聞紙を丸めて中に詰めて、風通しの良い日陰に干します。

せっかくキレイになったのに、最後の最後で台無し、ということにならないように、この乾かしの工程でも注意ポイントをおさえておこないましょう。

 

・必ず日陰で干す
・できるだけ風通しの良い場所で干す
・最初のうちはこまめに新聞紙を取り替える
・半乾きになったらシューキーパーを入れて型崩れを防ぐ

早く乾かしたいからといって、日向で干すのは絶対にNGです。
日向で干すと乾燥が進んでしまったり、色落ちの可能性もありますし、ソール部分のゴムが変色してしまいます。

 

干した時は日陰だったのに、時間が経って日向になっちゃった、とかも防ぎたいので、私は1日を通して日陰である廊下に干しておきました。

 

洗ってすぐは水気が多いので、新聞紙がすぐにぐしょぐしょになります。
吸水機能がなくなった新聞紙は交換して新しいものに変えてあげて、より早く乾くように手をかけてあげましょう。

新聞紙がずっと濡れたままの状態で放置していると、生乾き臭やカビが発生してしまいます。

そうならないためにも、最初の半日程度は数時間に一度は新聞紙を変えるのが良さそうです。

内側が概ね乾いて半乾き状態になったら、シューキーパーを入れて型崩れを防ぎます。

 

私のスタンスミスは、早く乾燥させるために新聞紙をパンパンに詰めていたせいか、心なしか横に広がってしまいました。

ですが半乾き後にシューキーパーを入れたことでキレイに形が整いました。

 

 

それまでシューキーパーって何の意味があるんだ?とか思ってましたが、靴のケアには欠かせないアイテムだということを思い知らされましたね。

 

木製のシューキーパーなら適度に湿気を吸いつつ、木の種類によっては消臭効果のあるものもありますので、少々値段は張りますが木製がおすすめ。

私は無印良品のシューキーパーを使っています。
レッドシダー製なので、消臭・防虫効果があるようです。


丸洗い後の乾燥した革靴におすすめな保湿アイテム

私たち人間の肌も、洗顔などした後の肌はすごく乾燥していますよね。
それと同じように、丸洗いした後の革靴もとても乾燥していますので、その後の保湿ケアも必要になってきます。

 

せっかくさっぱりキレイにしたのに、保湿ケアを怠ったせいでひび割れてしまったら悲しいですよね。

 

そうならないためもありますが、ここまで手入れを進めたならもっとキレイにしたくなるはず!

私が丸洗い後の保湿ケアに使っているのは、コロニルシュプリームクリームデラックスです。
さらっとしていて伸びのいいクリームなので、少量だけ取って塗り広げることができます。

おまけにこのクリームは、フッ素化炭素樹脂が入っているため、撥水効果も期待できます。


 

しっかり洗って汚れを落としたら保湿ケアもしてあげることで、革本来のしなやかさと艶を取り戻します。

 

ここまで手入れしてあげると靴への愛着が増しますよ。
適切なケアをしてあげれば靴の寿命が伸びますので、定期的に汚れ取りや保湿ケアをおこなって、お気に入りを長く使っていきたいですね。

まとめ

レザーシューズの丸洗いのメリットと、丸洗い方法、洗った後のケアについてまとめてみました。

丸洗いのメリット

・汚れとニオイ、両方取ることができる
・汚れを取り除くことで革の状態が良くなり、靴の寿命も伸びる

 

 

レザーシューズの丸洗いのやり方

・ブラッシングしてチリや埃を取り除く
・ぬるま湯につけ置きして汚れを浮かせる
・保湿成分が含まれているサドルソープで優しく洗う
・洗い終わったら水で流さずタオルで水気を拭き取る
・日陰で2〜3日乾かす



この後は保湿クリームでしっかりと栄養を補ってあげつつ、型崩れ防止のためにシューキーパーを使いましょう。



洗う前とでは見違えるような姿に出会えること間違いなしです。
より愛着も湧きますし、もっと大事にしようという気持ちが湧き上がってくるはずです。

 

実際に私がレザーシューズのケアをするときに参考にさせてもらっているこちらのサイトも是非見てみてください。

今回の丸洗いの方法以外にも、普段のお手入れ方法やケアグッズの選び方など詳しく書かれています。

革靴のお手入れ初心者の方も、一歩踏み込んだお手入れ方法が知りたい方も参考になると思います。

 

「それでも自分でやるのは面倒」

「絶対に失敗したくないし…」

そんな方はプロに頼んでしまいましょう。

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