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パート先を決めるときの時給以外のポイント3つ|求人情報のココをチェック!

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パートタイマーとして、今の職場で勤務を始めて半年が経ちました。
場所に、人に、仕事にも慣れて、できることも増えて楽しくなってきました。

新しい環境への順応に時間がかかる私は、始めた当初、出勤前の朝はいつも緊張していました。「今日はミスなくできるだろうか」とかね。
今では「ちょっと仕事するの面倒臭いなぁ」と感じられるくらい、それだけ余裕が出てきました。

以前、今の勤務先を選んだときのこともちらっと書きましたが、今回はさらに掘り下げていきます。

より良いパート先を選ぶ上で、時給以外の部分でチェックした方がいいポイントについて、今までアルバイトを含めて合計15社(個人経営も含む)を経験してきた私の独断と偏見でご紹介します。



大手企業であること

私が現在勤めているところは、非正規の従業員数も含めると数万人になるような、東証一部へ上場している大手企業です。

それだけ大きなところだと、色々な面が「ちゃんとしている」なぁと感じます。小さいところは小さいところなりの良いところはあります。

ただ、メリットの数としては大きい方がたくさん挙げられるため、どうせなら大手をおすすめします。

1:福利厚生面が整っている

私の勤め先は、社会保険完備、交通費支給、土日祝日手当の他、早朝と夕方以降は時給が上がります。

この辺りを導入しているところは多いかもしれませんが、本当に小さな個人商店などでは無い場合もありますよね。
その他にも、企業によって様々な福利厚生が受けられます。

福利厚生例

・制服貸与&クリーニング費は会社負担
・契約施設の利用料割引
・資格取得時の奨励金支給
・財形貯蓄制度
・慶弔見舞金他、各種祝金
・従業員割引

これらは私が勤めている企業の、パート社員でも受けられる福利厚生の一部です。

クリーニングについても、会社がまとめて回収、クリーニングに出してまた自分の制服スペースにかけておいてくれるシステムです。
なので、従業員は汚れた制服を回収カゴに投げ込むだけ。超楽です。

 

他にも、健康診断なんかは事業所内で受けられて、しかも勤務時間中に仕事を抜けていけたので、手間がなくて良かったですね。

資格取得の奨励金支給についても、ちょうど今お金の勉強をしていて、FPと簿記の資格もついでに取ろうと思っていたので、もらえるものはもらうつもりです。

社員はこれに加えてもっと充実した福利厚生が受けられるんでしょうけど、パートでこれだけあれば大満足といった感じ。

私の同居人も、別の大手企業でパート社員として働いていますが、そちらはパートであっても持株会に入れるとか。
会社が奨励金を結構出してくれるとのことで、せっせと毎月積み立てています。

 

パートは退職金が無いとか、賞与が少ない・もしくは無いとか、その辺の給料に関して手厚くないのは事実。

仕事内容は簡単な作業、そして時給で働いているため仕方ないのかもしれません。
ただ福利厚生の部分については、過去に正社員で勤めていた中小企業よりも、ぶっちゃけ充実しています。

2:教育体制が確立されている

私が今まで勤めてきた企業は、冒頭にも記述した通り15社です。その中で一番規模が大きいのが今の職場です。

そして、今の職場がダントツで教育体制が整ってます。

 

まず、評価基準が具体的で、誰が見てもわかりやすい。
何がどれだけできればどの等級になって、時給はいくらで賞与はいくら、みたいなところがきっちり決まっています。

その評価表も、入社書類の中に入ってるため、もれなく全員が入社直後に把握できる状況になっていました。
どの等級で賞与がもらえるようになるか、いくらもらえるのかなどもきっちり書かれています。

 

また、入社後の社員のフォローが手厚かったです。
入社初日、1週間後、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後にそれぞれ面談の機会を設けてくれました。
職場に慣れてきたか?家庭との両立はできているか?続けていけそうか?などなど。
忙しい中時間を割いてくれてありがたい限りです。社員もそれが仕事なんでしょうけども。

 

そして半期に一度、人事考課がきちんとあります。
そのフィードバックも、評価表提出から割と期間を空けることなくもらえます。
前回、入社して間も無い中で人事考課がありましたが、ちょっとですが時給上げてくれました。

次の人事考課の時には、賞与がもらえるラインには到達できると良いなあと思っています。

3:社員等用制度がある

今の職場の面接を受けた時、「社員にもなれますから、是非検討してみてください」と部門長に言われました。確かに「アルバイトやパートから社員になれます!」みたいなことは、色んな企業の求人情報に記載されています。

実際のところ、全員がなれるわけではありません。私の職場でもそうです。

ただ、何をどれくらいできるようになれば、社員への道が近づくのかは明確に示されています。

入社時にもらえる評価表に書かれていた等級一覧に、パートの最上位で社員代行というポジションがありました。
私の職場では社員代行が2人いて、人を割りふったり、各作業場に指示飛ばしたり、社員と同じような動きをしています。

 

そして、社員代行が務まるレベルになると、社員への受験資格を得られるようです。
社員になるには試験があって、それなりの評価が無いと受けられませんし、社員になれても契約社員スタートになります。

実際にパートから社員になった人がどれだけいるのか、実績については分かりませんが、社員になるまでのステップが明確になっている点は、目指しやすいのではないかと思います。


4:そう簡単には潰れない

大企業はそれなりの歴史がある会社であることが多いですし、その長い歴史の中で、時代の変化や景気の悪化など、難しい局面がいくつもあったはずです。
それでも今存続しているということは、それらを乗り越えてきた実績があるということ。

 

勤め先の都合で職を失うというのは「予定外のこと」になりますから、できるだけ避けたいところですよね。
私が大学時代に働いていた個人経営の定食屋は、1ヶ月休業するね!って言われてから音信不通になりました。

 

まずそういうことは大企業では起こりづらいので安心です。

今回のコロナの影響でも、経営が厳しくなった会社やお店が多くありますよね。私の勤め先に関して言えば、今回のコロナ影響で売上が増加しました。

今後どうなっていくかは予測できませんが、中小企業より大企業の方が体力がある分、何かあった際も簡単に潰れてしまうという心配は少ないのではないかと思います。

 

全従業員数のうち、パート従業員の占める割合が多いこと

パートの人数が多い会社だと、パートを大事にしてくれるところが多い印象です。
会社としても、パートなしには会社が経営できませんから、大事にして当然という感じ。

 

賞与があったり、コロナ禍で忙しかったけど働いてくれてありがとう!手当のようなものがついたり。
社員と比べたら額は違いますけど、パートにも同様に手当があるのはありがたいです。

 

私の職場でも、何年も勤務しているパート従業員が社員に文句…いや、意見を述べている光景をよく目にします。

現場の声をきちんと受け止めてくれる姿勢があるからこそだなあと思います。
社員が偉い、みたいな風潮もないし、まず社員から率先して挨拶するように、というルールがあるくらい、パートへの待遇がさまざまな場面で厚いと感じます。

 

正社員時代に残業なんて当たり前でしたけど、今では30分でも残業すると、社員から「ありがとうございます!助かります」と言われます。

社員は何かと大変だな…。と心の中で思ったりもしますが、まぁパートの身として仕事のしやすい職場ではあります。

自分に合った仕事内容かどうか

これはあえて最後に持ってきてみましたが、当たり前に大事な部分です。
合わないのに続けると体か心が(もしくは両方が)疲弊して、遅かれ早かれ辞めることになるでしょう。

私は接客が苦手なので、お客さんと会わなくていいスーパーの食品加工工場で働いています。

さすがに三十数年生きてきて、接客が苦手だから克服しなきゃとか、自分の身を削ってまで効率悪いことはしません。

苦手だし好きじゃないものは選ばない方が、体力的にも精神的にもいいのではないかと思います。

「いやいや、そんな向上心ないままじゃダメでしょ!」という人は、なんでもできちゃうオールマイティ人材を目指してください。

 

人それぞれができることをやればいいんです。自分の苦手は誰かの得意だったりして、世の中うまく回ってるんですから。

 

長く続けることを前提として選びますから、自分に合うこと、「好き」まではいかずとも、「苦ではない」仕事内容を選ぶのが重要です。



まとめ

パート先を選ぶときのポイント3つを紹介しました。

 

求人情報を見るときは、どうしても時給に目が行きがちです。
時給や勤務地、仕事内容以外の部分について、会社の規模や事業内容などを確認することも会社選定の際に役立ちます。

 

「どうせパート先だから」と安易に決めず、これは立派な就職活動ですから、できるだけ条件のいいところを選びたいですよね。

 

大手が必ず良いかというと一概にも言えない部分はあるのでしょうが、大手であれば得られるメリットが多いです。

似たような求人で迷うのであれば、長く続けて働くことを考えると、会社規模が大きい方を私はおすすめします。

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