こんにちは、ムチコです。
私は節約に関しては、やらなければいけないという義務感よりも、楽しくて好きでやっているという気持ちが大きいです。
収入半減という緊急事態が、節約のきっかけではありました。
ですが節約できている今の状況が、満足度も高くて楽しい毎日を送れています。
無理なく固定費を年間約50万円ほど節約することに成功した私が、「これはしない!」ということを紹介します。
- 使途不明金が多い
- 大きな出費は無いはずなのにいつも赤字
- なぜかお金が貯まらない
という方にとって有益な情報になると思いますので、是非最後までご覧ください。
私が特に注意している支出

節約が趣味と言えるレベルまで達した私が嫌うことは、無駄なお金を使うということです。
払わなくていいお金を払うことはものすごーく嫌で損した気持ちになるんです。
税金など、支払うべきものはきちんと支払いますが、この金額で本当に適切なのかは確認するようにしています。
何かモノを買うときに値段だけを見るのではなく、価値を見ることも大事になってきます。
普段から「なんとなく」で支払っているお金。
生活の中の「当たり前」になっている支出。
このあたりは要注意な支出です。
本当に必要なものなのか、考えたことがあるでしょうか?
支払うだけの「価値」を、ちゃんと見ることができているでしょうか?
ATM手数料は払わない
以前の私が、当たり前のように支払ってきたものの一つです。
フルタイム会社員時代なんかは特に、ATM手数料が無料の時間帯に引き出すのは大変なことでした。
とは言っても、そこまで無計画にお金を使う方でもなかったので、ATM手数料を支払うのは多い月でも2〜3回程度。
それでさえも今は無駄だったと感じています。
現在はATM手数料のかからない方法で預金を引き出しているので、ここ数年は払ったことはありません。
私のメインバンクは楽天銀行で、ATM手数料と他行への振込手数料も数回無料になっています。
手数料が無料になる回数は、それぞれのステージや条件によって異なってきます。
預金引き出しはもちろんのこと、何かの振込時にも手数料が発生することはありません。
そして嬉しいのが、楽天銀行間の振込には手数料がかからないところが良い。
私はルームシェアをしており、ルームメイトとのお金のやり取りをする時に結構便利です。
コンビニに目的なく立ち寄らない
とは言っても、全くコンビニに寄り付かない訳ではありません。
書類の印刷をまとめてする時と、お金を下ろす時に利用しています。
回数にして、月に2〜3回は少なくとも足を運んでいます。
ですがそれ以外では、意識をして極力遠ざけるようにしています。
そこまでする理由は、寄ったら大体何かしらかを買ってしまうからです。
コピーもしくはお金を下ろすだけの用事で寄った時でさえ、
「入店したらコピー機を目指して歩き、終わったら出口を目指して歩く」
ということを頭の中で繰り返して用事を済ませるほどです。
ちょっと奥の陳列棚まで足を運んでしまえば、何か気になるものを手にとってしまい、そのままレジに行く可能性が高いから。
コンビニって新商品だったり、魅力的な商品だらけじゃないですか。
つい買ってしまうような仕組みが随所にあるんですから、それを分かってて自ら足を踏み入れるなどということはしません。
飲み物を自販機で買わない
私は普段から水筒を持ち歩くようにしています。
中身は、ウォーターサーバーから出てくる熱湯を冷水で割って、好みの温度にした白湯です。
準備もただジャーっと水筒に注ぐだけなので手間もかかりませんし、洗うのも楽。
外で飲み物を購入することは基本的にはありません。
万が一、買う必要ができても自販機では買いません。
理由は、単純に高いから。スーパーやドラッグストアで買った方が安いですし。
やむを得ず買うのはこんな場合。
- 飲み物が無くて周りに自販機しか無い時
- 旅行先で珍しい飲み物があった時
- 体調が悪くてあたたかい飲み物が飲みたい時
- 人との付き合いで飲まざるを得ない時
それ以外の時で買うことはあまりありません。
以前の私は、外に出れば何かしら買っていました。
平日は会社に行けば、朝礼が終わったら自販機に直行し、午後も眠気覚ましのコーヒーを買っていたし、残業した時もお腹が空くからもう1本と、結構買ってました。
家から水筒を持っていくという発想がまず無かったです。
お茶さえも準備するのが面倒に感じていたし、買えるお金があるんだから買えばいいという考えでした。
一回に支払う金額が100円台だし、少額だから余計に気にしていなかったんだと思います。
毎日300円程度を出勤するたび使っていたので、20日間出勤した月は6,000円も自販機に入れていたんですね。
ただただ浪費する毎日ですね。
そんな浪費する毎日を送るために、嫌いな会社員生活を送って給料を得ていたなんて。
当時から無駄遣いせずに投資に回していれば今頃は…という後悔は何度もしてますが悔やんでも仕方がないので今頑張るしかない。
今後そんな無駄遣いをしないことを誓って財布の紐を締め直します。
テレビを見ない
テレビは2年前くらいから徐々に見なくなりました。
見なくなった理由は、時間が溶けるから。
あっという間に時間が過ぎて、その割には何も残らない、私にとってはただの時間泥棒です。
それまでは、仕事から帰ってきたらまずテレビを点けるのが日課で、ニュース番組であったりバラエティ番組を流してました。
それが当たり前な生活を送っていると気づかなかったのですが、冷静に考えてみて気づいたことがありました。
見たい番組を見たくてテレビを点けるのではなく、なんとなくテレビを点けておきたいだけのタイプだということに気づいたんです。
休みの日も、テレビを見ていたらいつの間にか夕方になっていたということもしばしば。
そんな日の夜は決まって「貴重な休日を無駄に過ごしてしまった…」という罪悪感がすごかったんです。
それからは、とりあえずテレビを点ける、という習慣を辞めました。
代わりに今は、とりあえず音楽をかける、にシフトしました。
耳だけで楽しめるし、何もしないであっという間に時間が過ぎることもありません。
家で仕事をしている時、テレビを見ていたら作業は進まないけど、自分の好きな音楽をかけていると、より作業が捗ります。
テレビを見ないことで、無駄に時間を過ごすことも無くなりました。
見なくなると物足りなくなるのかと思いきや、そんなこともありません。
仕事帰りに家に帰ったらまず音楽を流して、やらなければいけない作業にすぐに取り掛かることができています。
以前よりも有意義な時間の使い方ができるようになったと実感しています。
おまけに、民放で必ず流れるCMも見ないから、余計な購買意欲も掻き立てられることもありません。
しなくなってどうなった?
ATM手数料なんか払うものか!
自販機で飲み物なんて買うものか!
コンビニなんて不必要に寄らない!
テレビなんか見ない!
そう決め込んで実行して、実際どう変わっていったのか。
「よし!」と決め込んでしなくなったというよりは、いつの間にか自然としなくなったという感じです。
そして結果的に節約できました。
会社を辞めて無職になり、その後の低収入期間を見込んで節約を意識しての行動だったように思います。
今までのように生活ができなくなるわけですから、生活の全てを見直す必要がありました。
見直してわかったことがあります。それは、
払うことが当たり前だと思っていた支出の多いこと!
ATM手数料も振込手数料も、無料にできる方法があることを知りました。
自販機の飲み物が高いのは知っていたけど、水筒持参は面倒だと思ってました。
ですが、実際にやってみてそこまで手間ではないこともわかりました。
コンビニは不必要に寄らなければ無駄に買い物をしないことも学びました。
テレビは見なくても他にエンタメは溢れるほどあるし、時間が有効に使えるようになりました。
無駄な支出を減らしたことで、低収入な今でも快適に暮らせています。
生活費は大幅に減りましたが、幸福度は下がっていません。
締めるべきところは締め、使うべきところに使うという、メリハリのある家計になったからでしょう。
心の豊かさのために必要な支出はそのままに、本来要らない・無駄だったものを排除したら、以前より幸福度が増しました。
昔の自分の方が収入は良かったですが、その頃より今の方が豊かな暮らしを送ることができています。
まとめ
節約が趣味になっている私がしないことを具体的に挙げてみました。
自販機で飲み物を買うのも、ATMで手数料を払うのも、コンビニに立ち寄るのも、テレビを見るのも、「なんとなく」でおこなっていることなんですよね。
それまで意識していなかったけど、全てそう。
みんながそうしている様子を見て、話で聞いて、そうすることはとても自然なことだと思って、私自身も無意識レベルでやっていました。
ですが、これらのことを「無駄な支出」と認識するようになり、意識して気をつけるようになったら幸福度が増しました。
そんな少額をどうこうしたって意味がない。という人もいるでしょう。
ですがそんな人は、積み重ねると結構な額になるという考えが抜け落ちています。
また惰性の支出に気づくことができないことは、貯蓄の観点からはそれが致命傷になり得ます。
私の根底にあるのは、「無駄な支出を減らして資産を買い増しして早くFIREしたい」という気持ちがあるからです。
「この無駄遣いのせいで数ヶ月、数年、リタイアへの道が遠のいた」なんてことは絶対に避けたい。
経済的な自由を早めに手に入れるためには、自分にとって無駄なお金を払っている暇も余裕も無い!ということです。