無職時代の話 広告あり

無職になってから良かったと思うこと4選

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無職生活も約6ヶ月ほどが経ちます。
会社員時代では想像できなかったようなことがたくさんありますので、それをご紹介したいと思います。

好きな時に好きなだけ眠れる

好きなだけ眠る

明日の予定を気にせずに、眠くなったら目覚ましをかけずに布団に入って寝る。
これがほぼ毎日できることが、無職になって早々に感じた幸せでした。
仕事してた時はこれが週末だけの楽しみでしたから。

土日が休みの金曜日の夜、仕事が終わってご飯も食べて、寝る支度ができて布団に入る瞬間。
朝、目覚ましに起こされることもなく、自然と目が覚めるまで眠れるという幸せを噛み締めるわけです。
あ〜幸せだなぁと思いながら入眠するのがすごく好きだったんですよね。

それがほぼ毎日できていますから、幸せ感が薄れるかと思いきや。毎日幸せです。

 

起きたい時に起きて(二度寝三度寝し放題)、寝たい時に眠ることができるので、昼寝だってできちゃいます。
慢性的な睡眠不足が解消され、今では睡眠が不足することはまずありません。
毎日十分な睡眠がとれていると、自信を持って言える人がどれくらいいるでしょうか。

 

無職になれば、すぐに実現可能です。

ゆっくり朝食を楽しむことができる

仕事がある日の朝、満足に朝ご飯が食べられた日ってあっただろうか。
思い返してみても、1日もなかったんじゃないかと思います。

理想的な朝ごはんってなんでしょうか。

 

お湯を沸かしてコーヒーを淹れ、香りを楽しみながらトーストを焼く。
さらに、バターをたっぷり使ったスクランブルエッグを作って、レタスとトマトで簡単にサラダも作る。
デザートは旬のフルーツをカットしてヨーグルトに入れて蜂蜜をかけたものを用意する。

私の理想的な朝ごはんってこんな感じ。
実際やるとしたらまず、ただでさえ少ない睡眠時間を削って早起きしなければなりません。

その時点で萎えてやらない私。
現実はというと、すぐ食べられるシリアルを買って、器に入れた牛乳と混ぜて、それを台所で立ったまま食べてました。

もっと面倒な時なんて、牛乳無しでシリアルを直接手で掴んでそのまま食べていました。
我ながらワイルドすぎる…

今ではほぼ毎日が理想的な朝ごはんになってます。
毎日コーヒーを淹れるので、コーヒーの粉の減り方が尋常ではありません。
その減り具合も、私にとってみたら幸せなことです。

平日の昼間を有効活用できる

役所とか銀行の窓口手続きなんかはしやすくなりました。
午前中の空いている時間を狙って行ったりもできちゃう。
会社員時代では考えられないくらいラクになりました。

 

今まで、平日の昼間でしかできない手続きがある時はわざわざ有給を使って休んで行ってました。
さらに繁忙期などは休みも取りづらいため、昼休みの1時間に行くなどしていたので、ものすごくハードルの高いことに感じていました。

 

あとは平日の昼間って、どのお店も空いていてすごく快適なんですよね。
活気がある状態の方が好きだっていう人もいるかもしれませんが、私は人混みが苦手なので得だなぁと感じてます。

私はテレビはあまり見ないのですが、テレビ好きな方はどの時間帯のテレビ番組だって気兼ねなく見ることができます。

深夜帯の映画はもちろんなんですが、昼のワイドショーも夕方のドラマの再放送だって見れちゃう。

支出を減らせる

無職を経験して地味によかったことの一つが、月の支出を最小限まで減らせたことです。
月の収入がなくなったらどう生活していくか。

調子の良い時も、悪い時も。決まった日に大体同じような給料が支払われる人にとって、そんな「もしも」なんて考える機会は無いでしょう。

私もそうでした。
人より慎重で、お金の管理についてはきっちりやっていたつもりでした。

でも、いざ無職を迎えるにあたって、本気で取り組んだら月に5万円以上支出を減らすことができたのです。

それまでいかに無駄なモノ・コトにお金を払っていたかに気づかされました。
ざっくりとした節約の内訳は以下の通りです。

 

不要な保険を解約→月21,000円削減
安い家賃のアパートへの住み替え→月15,000円削減
外食を減らす→月10,000円削減
格安SIMへの切替え→月5,000円削減
昼食にお弁当を週1回だけ持っていく→月2,000円削減
毎月のつみたてNISA投資でポイントを一部使用する→月2,000円削減

 

これだけで月55,000円の節約ですね。
他にも細々としたものはありますが、効果が大きく、わかりやすいものでいうと上記の通りです。

無職になるから!と意気込んで取り掛かったものももちろんありますが、在職中にも「いつかやらなきゃなぁ」と腰が重くてやらなかったものが多いです。

実は頭の片隅にあった、少し労力や手間のかかることたちを、これを機に一気に片付けたという感じです。

これは今回の私のように無職になること以外でも、結婚する、子供が生まれる、住宅を買うなどの人生の大きなイベント発生時に考えるようなことかもしれません。
そういう意味では、お金のことを真剣に考えるきっかけを得られたことはとても良かったと感じています。



今では「もっと早くに始めれば良かった…」と思うことばかりですね。
他にも税金や副業、投資の勉強をしたことでマネーリテラシーがさらに高まりました。
お金のことというのは死ぬまでずーっとついてまわるので、知っていて損なことはありません。

無職をきっかけにお金のことを真剣に考えるようになりました。
それによって、少ないお金でも幸せに暮らすことができるようになり、選択肢も広がったことで今後の人生がかなり生きやすくなったと思います。

まとめ

無職のイメージって大概マイナスなものしか無いと思います。
私自身も、大っぴらに周りの人に「無職です」と言えてませんし、後ろめたい気持ちはあります。

でも開き直ってしまえば、控えめに言って無職って最高ですよ。

 

時間の余裕はめちゃくちゃあるし、煩わしい人間関係も皆無です。ストレスなんて何も無い。

 

そのノンストレスの中で、自分の人生についてじっくりと考えることができます。
自分にとっての幸せがなんだったのか、思い出すことができるようになるはずです。

 

この期間中に発見した幸せ。
それは、目覚ましをかけずに自然と目を覚ました朝に、自分で淹れたコーヒーとともに朝食をとること。

些細なことですけど、私にとっては幸せなんです。

そして今月、私は無職を卒業し再び働き出しますが、それでもこの経験は人生にとってとても有意義なものだったと感じています。
だからと言って万人に無職をおすすめできるものではありませんが、意外と発見があったよという話でした。

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