こんにちは、ムチコです。
現在36歳、健康診断で初めてのE判定になりました。
今回はその話をしていきます。
前置きは無し、早速本題に入ります。
人生初めてのE判定。原因は・・・
3月に勤務先で健康診断を受け、その結果が先日届いたので家で開封しました。
ルームメイトと一緒に、結果を見ながら話が盛り上がったらな〜ぐらいの軽い気持ちで開けました。
判定結果を見て、絶句。
E判定でした(上記画像は実際の診断結果です)。
正確にはE2判定。
E1は「再検査」、E2は「医療機関受診を要します」って、同じEでも差がありますね。

E判定の要因は、なんとピロリ菌の感染です。
ピロリ菌なんて、自分の親世代の話で昭和の遺物だと思っていたのですが。
36歳の自分がピロリ菌の陽性判定をもらってしまいました。
可愛い名前に似合わず厄介な菌だった

ピロリ菌は、感染した胃で炎症を起こします。
その慢性的な胃炎状態が続くと、胃がんになる危険性が高まるという、結構厄介な菌です。
一度ピロリ菌に感染してしまうと自然に菌がいなくなることは稀で、薬を飲まないと除菌ができないそうです。
ピロリ菌は、幼少期の生水摂取か感染者からの口を介した感染が主な感染経路だそうです。
感染で思い当たるのは、2つ。
ひとつ目は小学校時代の林間学校で行った時、山の湧き水を飲んだことがあったこと。
ふたつ目は、母親がピロリ菌に感染していたこと(十数年前に除菌済み)。
今となってはどちらか分からないし、もうしょうがないことですが、まさか30代の自分が感染しているとは思ってもみませんでした。
だからこそ、今まで検査しようだなんて思わずに過ごしてきたんです。
たまたま健康診断の無料オプション欄にピロリ菌の検査項目があったので、レ点を入れて提出しただけ。
本当にたまたまで青天の霹靂でしたけど、今では「早めに知れて良かった」と思っています。
平成生まれでも感染リスクはゼロではない
今回感染が判明してから色々と調べて分かったこと。
それは、親から幼少期に感染する可能性は大いにあるということです。
現在30代の親世代の大半はピロリ菌に感染しているからです。
これを見た人は、自覚症状が何も無くてもまず親に確認をとって欲しいと思います。
過去にピロリ菌検査をしたことがあるか。
そして親に感染経験があったなら、息子・娘であるあなたも是非検査を受けて欲しいです。
もし仮にあなたが感染していれば、あなたの子供に感染させるリスクがあるからです。
私は子供はいませんが兄がいるので、「ピロリ菌の検査をした方がいいよ」と伝えました。
胃がんの主な原因はピロリ菌だと言われています。
もちろん食生活やストレスなども原因にはなり得るようですが、ピロリ菌を除菌するとリスクを確実に下げられるのも事実。
今現在、胃の不調を感じているならピロリ菌を疑って検査してみても損はないです。
世代別の感染者率を見ると、圧倒的に私の親の世代が多いようです。
ですが、10代の感染者が完全に0人になっているわけではありません。
「ピロリ菌 世代別」で調べると大体の割合を知ることができます。
グラフなども出ているものを見てみると、若い世代に受け継がれてしまっているなという感じがします。
今の生活の衛生環境の良さを考えると、幼少期に親からもらってしまう場合が多いのかもしれません。
若いほど、胃炎などの自覚症状が無い場合もあります。
「井戸水とかも飲んだことないし」
「バリバリ平成生まれなんで自分」
とか、あまり関係ないですからね。
まとめ

後になって思い返せば、以前からちょっとした体の異変は感じていたんです。
まず社会人になった頃から胃もたれしやすくなりました。
今年に入ってからは消化不良で吐いてしまったり、胃の不快感が続いたりと、胃の不調があって少し不安を感じているところでした。
加齢によるものだと結論づけていましたが、ピロリ菌による影響が少なからずあったのでは無いかと思っています。
このタイミングでたまたま検査を受けて、感染が分かったのは運が良かったかもしれません。
最悪、ガンに罹患まで分からなかった、なんてこともあり得ました。
今月中に胃の内視鏡検査を予約したので、隅々まで診てもらおうと思います。
会社で健康診断が受けられて、しかも検査項目が充実していて本当に良かったと思います。
毎年の健康チェックは本当に大事ですね。
