節約 広告あり

私が家計簿を何年も続けられている理由|テクニックは要らない

家計簿
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、ムチコです。
家計管理に欠かせない家計簿付けですが、なかなか地味な作業ですし、苦手とする人が多い印象です。

やりたいと思っているけど、

・毎日忙しいから、そんな時間を割けない!
・始めてもだいたい三日坊主になってしまう

 

という理由で続かない人も多いのではないでしょうか。

私は几帳面な性格でもありませんし、どちらかと言えばズボラな方ですが、何年も欠かさずに家計簿を付け続けています

そんな面倒なことが嫌いな私が、何年も家計簿付けを続けられている理由と、家計簿付けを楽にできている仕組みについて書いていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

私が家計簿を付ける理由

家計簿をつける

結論、私が家計簿を付ける理由は、各項目の支出額が知りたいからです。

 

そりゃそうだよ、それが知りたくてみんな家計簿付けてるんだよ!

と思われるかもしれません。

 

知りたいの度合いがあまり伝わっていないかもしれませんね。
私は知りたく知りたくて仕方がない、というほど知りたいんです。

なぜ知りたいかというと、食費はいくら、日用品費はいくら、など各項目ごとに1ヶ月の予算額を決めているからです。

予算を決めてそれをオーバーしないようにしているのは、毎月決められた貯蓄額を絶対に確保したいからです。
貯蓄に力を入れている理由は、準富裕層になりたいから

かなり遠い先の未来に実現する予定の目標ではありますが、大真面目に今から頑張っているところなんです。

 

準富裕層になりたい

毎月の貯蓄額を確保したい

月の生活費は予算通りに収めたいし、無駄な支出はなくしたい

日々の支出をちゃんと記録する必要がある

 

最終的なゴールを目指す上で、家計簿を細かく付けていくことが私にとってはとても重要なことと捉えています。

ちゃんと計画通りに進めているか、危ういポイントが無いか、さらに改善できるところはないか。こういったところをチェックする上で家計簿が欠かせないんです。

 

だから必要に迫られてというか、やらないという選択肢がないんです。

家計簿を付ける意味を考える

私は準富裕層になるという目的のために、5000万円を50代までに貯めたいと思っています。

つまり、いつまでに、何のために、いくら必要なのかということが明確なんです。

 

家計簿が三日坊主で続かないという人は、この辺りがフワッとしているのではないでしょうか。

・家計簿はつけた方がいいから
・みんながつけているから
・親や夫、妻に付けろと言われたから

このような外的な理由だけで続けるのは難しいと私は思います。

 

あなた自身が、どんな目的で家計簿を付けるのか。
これがはっきりしていなければ、続かなくて当然です。

 

子供には自分が思う通りに将来を切り開いていって欲しい。
だから、将来どんな道にも進めるように、教育資金を十分に貯めておきたい。

毎年数回は旅行に行きたい。
そしてできれば宿泊先は高級ホテルか高級旅館がいい。

毎年一つは最新家電を買って、生活をどんどん便利に豊かにしていきたい。

老後の生活は年金だけでは足りないから、2000万円を60歳までに貯めたい。

 

ここまでしたいこと(目的)をはっきりとさせましょう。
それを実現するんだ!という内から湧き出る原動力できっと家計簿もつけられるようになるはずです。

家計簿を付けることで得られたもの

私自身が、実際に家計簿を付けたことで得られたことをご紹介します。

 

月の固定費を大幅に削減できた

家計簿を付けると支出額が分かります。
毎月継続していくと、自分が毎月どれくらいの金額で生活をしているのかが分かるわけです。

 

この毎月の支出記録を見直すことで、自分ではそこまでお金をかけているつもりが無くても、実は結構高額になっていた、というケースがあります。

被服費だとか、交際費、食費などなど。

毎朝買うスタバのコーヒーだけで1万円いってたとか、節約を意識してプチプラの洋服を選んでるけど月3万かかってた、とかね。

 

私の場合は保険でした。

独身で健康なのに、月に2万円以上もの保険料を支払っていました。
契約本数は5本で、それぞれ一気に契約したわけではなく、何年かかけて契約したものです。
それぞれを契約するときは、どれも「自分にとって必要な保険だ」と思い込んでいたんですよね。

 

ただ、家計簿に記された総額をみて現実に戻るわけです。明らかに払い過ぎていると。
しばらくは自分で分かっていながらも、解約に踏み切れないままずるずると契約してましたが、フルタイムの仕事を辞める時にごそっと解約しました。

 

家計簿を付けていなくて現状が分からないと、何をどう改善すればいいのかも分かりません。

現状把握したら今度はそれを見直して、改善ポイントを見つけたら次の月から実行していく。
実際に家計簿を元に固定費の削減に手をつけて、月に数万円削減することに成功しました。

 

収入減少に対応できた

フルタイムの仕事を辞めて無職になった期間があったのですが、その収入の減少にも慌てることはありませんでした。

 

基本的に赤字家計ではなかったし、収入が0になってもしばらくは生きていけるだけの十分な蓄えがあったからです。
何より、毎月の支出を把握できていたので、生活レベルを落とすときに、どこが削れるかもすぐ判断できました。

 

この大幅な収入減少の前に、前述した通り固定費も削減したので、月の生活費をかなり下げることができました。
このことで本当に大袈裟でもなく、生きるハードルが下がったと感じています。

生活費が低いことは、私にとってはプラスで、低ければ低いほど安心感を得ることができています。

自分の中で買い物の基準ができた

私の中で、欲しいなと思うものができたときの、買うか買わないかの基準というものが新たにできました。

 

それまでの私

・優先順位が高いもの(欲しい順)から購入する
・高額なものは衝動買いを避ける

 

というルールで購入していました。
年間で予算は特に決めていませんでしたが、高額商品の購入が続いたときは、「最近買いすぎだからよく考えてから買おう」という風に見送るようにはしていました。

 

今の私

・その商品は「必要」なのか、「欲しい」ものなのかを考える
・基本的に「必要」なものを買う
・「欲しい」ものでも、それを買うことで得られることがあれば、購入を検討する

 

かなり財布の紐はきつくなり、無駄遣いを減らすことができました。
併せて、買う基準が確立したことで、買う買わないの判断もすぐつくようになり、悩む時間も減りました。

 

この基準で買い物をするようになると、満足度の高い買い物ができるようになり、購入品も吟味した分だけ愛着が湧き、大事に使うようになります。

家計簿を付けやすくする方法

私の場合は家計簿を付ける動機があるので、まず苦にならないというのがあります。

ですがそれ以外にも、きちんと習慣化できて継続できるように環境を整える工夫があります。

自分に合った家計簿を使う

私が使っているのは、楽天カードアプリの家計簿機能です。

 

日常生活でする買い物の決済方法は、楽天カードか楽天edyか楽天ペイで、全て使えない場合のみ現金で支払っています。
なので、基本的には自動で家計簿に登録されるので、支払いの項目だけ自分で編集しています。

 

楽天カードの決済記録が自動で家計簿登録されること以外は、楽天カードならではの特別な機能というのは無いので、必要最低限のごく普通の家計簿という感じです。

でもアプリで管理ができると、いつでもどこでも気づいた時にさっと家計簿を付けられて、付け忘れや付け漏れも防げます。
集計機能ももちろん付いているので、月の合計支出も分かるし、各項目ごとの集計も自動です。


もっと便利で多機能なものを使いたい人におすすめなのが、マネーフォワード
自分の使っている銀行、証券会社、クレカと連携できるため、自動で家計簿を付けてくれたり、資産残高もマネーフォワードで見ることができます。
楽天カードアプリよりもできることが多い印象です。


私もマネーフォワードを利用してみましたが、個人的には楽天カードの家計簿の機能だけで間に合っているので、そちらを利用し続けています。

小さい財布を使う

私が使っているお財布はイルビゾンテの二つ折りの小さいものです。


本当に必要最低限のものを入るスペースしか無いので、レシートの収納量も限られており、せいぜい3〜4枚溜まったら、早く取り出してあげたくなるくらいパンパンになってきます。

そういった理由からも、こまめに家計簿をつけるようになりました。

 

この財布を使う前は、こんなに小さくて大丈夫かと思いましたが、スペースが無ければ無いなりに、中身を厳選して入れるようになりました。

 

キャッシュレスで支払えるお店も増えたので、お札を多く入れておく必要が無くなったのも大きいかもしれません。

 

カード類は免許証、健康保険証、クレジットカード、キャッシュカードのみ。
やたらとポイントカードを作るのもやめました。

過去に長財布を使っていたこともありますが、必要最低限の機能が備わっていれば十分なのだということが分かりました。

小さいお財布、おすすめです。

まとめ

ズボラな私でも家計簿を続けられている理由について書いてみました。

私にとって家計簿付けをするということは、

準富裕層を目指す上で、貯蓄額を捻出するため、毎月決められた予算内に支出を抑えるのに欠かせないこと

という、結構重要な位置付けなんです。

 

超面倒くさがりですけど、この大きな目標があるので苦にならずに何年も継続できています。

家計簿をきちんと付けておくことで、収入の変化にも対応できますし、節約だってできます。
そして継続しやすくするアイテムを取り入れるなどの工夫も必要です。

 

家計簿に限った話では無いですが、「人に言われたから」という外的な要因で何かを続けることは困難です。

こんな私でも子供の時は、散々親から「おこづかい帳をつけなさい」と言われてましたけど、全く続かなかったです。
やはり何事も目的をしっかりと考えてみるのは大事ですね。

ブログランキング・にほんブログ村へ