パート勤務 広告あり

【正社員からパートへ】両方経験してみて分かったこと

正社員か、パートか。
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こんにちは、ムチコです。

「正社員がきついからパートに転向したい」
「でもパートは非正規雇用だから色々と不安」

と悩んでいませんか?

私は大学を卒業してから約12年間を正社員として働き、その後今に至るまで約3年半パートで働いています。

正社員とパートという働き方を両方経験したからこそ見えてくるものがありました。

正社員だからこそ得られる特権、パートならではの利点、双方のマイナスポイントなどを解説していきます。

この記事はこんな人におすすめ


・正社員からパートになろうか悩んでいる人
・パートと正社員の違いを具体的に知りたい人

自分は正社員になった方がいいのかパート向きなのか。

この記事を読むとこの答えに近づくことができますので、ぜひ最後までご覧ください。

パート求人は桁違いに多く、就職先の選択肢はかなり広がる

倉庫、工場、介護、この辺りはパート求人がめちゃくちゃたくさんありました。

 

つまり、選ばなければ働き口は結構あるということ。

この手の仕事を毛嫌いして、やってもいないのに嫌がる人多い印象ですが、一回やってみなって思う。

私はやってみたらピタッとハマってしまったパターンの人間でした。

 

事務職から工場勤務へ転職した私の経験談をまとめた記事がありますので、こちらも参考までにどうぞ。

パートでも社会保険に加入できる


「パートだと社会保険に加入できないのでは?」と考えている人が多いのではないでしょうか。

 

実は私も兄に、「パートなのに厚生年金払ってるの?」と言われました。

親にもその辺心配されましたけど、ちゃんと社会保険加入できてますし、パートになってからもずっと厚生年金保険料を毎月納めています。

このおかげで、将来の年金も厚生年金の分がきちんと上乗せされてもらえます。

 

パートでも正社員と同等の社会保障を得られると考えると、病気や怪我などで働けなくなった時や将来の不安が少しは軽くなるのではないでしょうか。

今後は社会保険への加入条件もどんどん緩和していく見込みです。

これは独身でパートとして働いていく人にとってみると良い傾向と言えます。

社会保険に加入できる条件は国が定める条件に加えて、その会社ごとの条件もあるので、人事や労務にその辺を確認しておく必要があります。

パート勤務で社会保険に加入した場合に引かれる社会保険料についてまとめた記事もありますので、参考にしてみてください。

 

パートでも有給はもらえる

有給はもらえる

付与される条件は以下の通り。

有給休暇の発生条件と付与日数*厚生労働省HPより引用

 

これに関しては国が定めているので、「うちは正社員以外有給使えないから」は通用しません。
要件を満たせば、必ず付与されるものです。

 

ただし、週の勤務日数と継続勤務日数によって付与日数が変わってきます。

 

 

パートの有給日数※厚生労働省HPより引用

 

フルタイムパートなら、初年度から正社員と同じく10日は付与されます。

私も今現在週5日でパート勤務していますが、正社員と同じ日数である10日間の有給休暇を取得できました。

パートの有給についての記事もありますのでこちらもあわせてどうぞご覧ください。

パートは独身の肩身が狭い

以前の職場のパートの同僚はほぼ全員が女性の既婚者で、育児や介護の合間をぬって仕事しに来てる人が多かったです。

 

私のように、独身で30代の女なんて絶滅危惧種かな?と思うくらい、ほとんどいませんでした。

 

そこらじゅうで繰り広げられる子育ての話や家庭の話に、私が共感できるポイントも少ないからこちらから会話に入ることもなく。

 

やはり同じ属性の人が少ないというかほぼいないので、シャイな私が同僚と仲良くなるには時間がかかりました。

 

これが独身男性になるともっと厳しい環境にはなると思います。
独身女性パートが絶滅危惧種なら、独身男性パートは絶滅種レベルといったところでしょうか。

 

あくまで職場なんて仕事をしに来ているわけですから、無理に馴れ合わなくても淡々と仕事をこなせば何も問題はありません。

仕事の責任や仕事の範囲はパート<正社員

正社員はいつも忙しい

仕事の責任の重さはやはり正社員の方が重いです。

 

仕事内容からして高度なことを求められるし、より多くの仕事を任されていると感じました。

現場で管理職が「正社員は会社の利益をもっと考えて仕事をしろ」ってパートの私たちがいる前でもいつも言ってますし。

 

例え同じ仕事をしていても、正社員なら広い視野で仕事をしたり、売り上げを上げるための工夫や、利益への追求をするように求められています。

パートであっても良い仕事をしていれば褒められますし、「パートは余計なことはするな」なんて言われません。

 

幸い今の職場は、パートであってもより多くの仕事にチャレンジさせてもらえる現場なので、やりがいは結構感じています。

パートは昇格するチャンスがほぼ無い

正社員とパートで大きく違うのは、管理職に昇格できるかできないかという点。

昇格を見据えた仕事の振られ方とか、期待のされ方、そういうところで正社員との差を感じます。

将来は管理職になって仕事の幅をどんどん広げていきたい、という人にとってパートはお勧めしません。

パートが就ける役職は、良くてリーダーくらいでしょうか。

 

その部門の長になることは、パートのままでは難しいというか聞いたことがありません。

 

パートでも能力があれば、契約社員や準社員を経ての正社員契約の打診などはあるかもしれません。

将来は昇格して偉くなりたい
給料をどんどん上げていきたい
いつか管理職は経験したい

このような人は始めから正社員を目指した方が、余計な遠回りはせずに済みます。

ボーナスは正社員の方が圧倒的に多い

正規?非正規?

以前のパート先でもボーナスがもらえましたが、1回あたり良くて3〜4万円程度でした。

年に3回とかもらえましたが、それをかき集めても10万円にしかなりませんでした。

 

正社員時代のボーナスはというと、毎月の給料2〜3ヶ月分でそれが年2回もらえていました。

ボーナスだけで100万円以上も年収が変わってきます。

ボーナスの額は正社員とパートではまさに桁違いですね。


まとめ

正社員とパート、向いているのはどちら?

パートと正社員の違いを、実際に両方経験した私が実体験を元にまとめてみました。

ここが違うよパートと正社員

・仕事を見つけやすさはパートが圧勝
・パートでも有給はもらえるし社会保険にも入れる
・パートだと独身の肩身が狭い
・正社員は仕事の責任が重く、より多くの仕事をこなす必要がある
・管理職に就きたいなら正社員になろう
・ボーナスの額は桁違いに正社員の方が多い

実際のパートの給料やもらえる年金額の試算、パートとして生きていくためにどんなことをしたら良いのかなどをまとめた記事もあります。

こちらの記事も合わせて見てみてください。

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