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【FP3級合格】最短10日間の試験勉強で受かる方法|スケジュール・テキスト・当日の注意事項を紹介

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こんにちは、ムチコです。
10月25日、先月受けたFP(ファイナンシャルプランナー技能士)3級試験の合格発表がありました。
学科、実技ともに無事合格しました。

国家資格でありながら比較的簡単で、受験資格も無いことから受験のハードルが低いFPの試験ですが、得られるものはお値段以上の資格だと思います。

 

今回は、およそ10日間の勉強で受かった私が、試験日までのスケジュールや勉強方法、使用教材、また試験当日の注意事項などを紹介します。

試験結果

FP3級の試験内容は学科と実技に分かれており、両方合格すると3級FP技能士を名乗ることができます。

合否は合格発表日の当日にWeb上で確認することができたので、発表される10時に合わせてFP協会のHPで確認をしました。

FP3級合格速報

 

「完全合格」とはなんぞや?と思いましたが、どうやら学科・実技のどちらかのみ合格した場合は「一部合格」という扱いになるようです。

合格発表の翌日の午前中には、郵送で合格通知書と合格証書が送られてきました。

 

FP合格通知

合格通知書には学科、実技の得点結果も記されていました。
学科が60点満点中51点、実技が100点満点中80点。

それぞれ60%以上の正解率で合格となるので、学科であれば36点、実技は60点以上で合格となります。

 FP合格証書
こんな立派な証書まで…!

私の10日間のスケジュール

FPの試験範囲はライフプランニング、リスクマネジメント、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続の6つの章で構成されています。

 

私の試験日までのスケジュールはざっくりこんな感じ。

  • 1〜3日目、テキストを流し読み
  • 4〜9日目、テキスト2周目をじっくり読みながら、各章毎に問題集も同時に解いていく
  • 10日目、過去問演習

 

最初からこんなスケジュールで計画していたわけではなく、ダラダラと無駄に時間を過ごしてしまった結果でこうなってしまいました。

結果的に合格できたから良かったものの、試験勉強のスケジュールとしては物足りない感じでした。

もうちょっと理解を深めて受験したかったというのが、正直な感想です。

 

受かればなんでもいい、という人基準で言えば、十分すぎるくらいの理解度で望めたかなと思います。

ですが、10日間の勉強でも、正解率80%以上で安全に合格できるレベルまでいけることが実証されました。

テキストをじっくり読んで、その章の復習がてら問題集を解き、間違えたところをテキストで再度確認、この作業を6章分やるだけです。

テキストの内容を理解するためにノートにまとめたりしようかと思ったのですが、そんな時間も無かったので今回はやりませんでした。
選んだテキストとの相性も良かったから、ノート無しでも内容が理解しやすく、スッと頭に入ってきたのかもしれません。

 

試験問題自体も比較的簡単で、選択肢もあんまりひねくれていない上に2択か3択なので、これだけの勉強でも十分点数が取れます。

使用した教材

実際に試験勉強に使ったテキストがこちら。


こちらのテキストの特徴は、図解が多くて理解がしやすく、勉強が苦手だと感じる方でも内容が入ってきやすいところ。
私は文字ばかりのテキストだと、どうしても頭に入ってきづらいタイプの人間なので、このテキストが合っていました。

 

テキストの厚さがかなりある(400ページ超)ので、「え?こんなに…?」と最初は身構えてしまうかもしれません。
ですが図などが多いせいか、あっという間にページが進みます。

 

久しぶりの勉強の方や、文字ばかりだとうんざりしてしまう方にオススメです。

私はこのテキストと問題集で合格できました。



あとは最終日、もうちょっと過去問を解いておきたいと思って、本屋でいくつかの問題集を立ち読みした程度。

試験会場でも同じテキストを持っている人を何人か見かけました。

合格のための勉強時間

今回、私がFP3級合格に費やした勉強時間は、トータルで45時間ほど。
テキストを購入してからは流し読みを始めたものの、結局最後の1週間に差し掛かった頃に、ようやくお尻に火がついてからエンジンかかりました。

 

最後の1週間のうち、休日は8時間、仕事の日は3時間は勉強に充てていたので合わせて41時間。
テキスト流し読み時間も合わせると大体45時間くらいになりました。

 

満点を目指すとなると、もっと時間は必要になります。
ただ合格することだけを考えるなら、これが現実的な時間ではないかと思います。

どうしても勉強時間が確保できない場合

ただ勉強時間の目安がわかっても、仕事が忙しくてなかなか時間を確保することができない、という場合があるかもしれません。

仕事を休んで勉強時間を確保

試験日は事前に分かっているので、試験時間を確保できるように残業を減らすとか、色々方法はあります。

一番いいのは仕事休んで1日試験勉強に充てられるのが最高ですね。
その日は試験勉強だけに頭を使えるので、仕事で疲れきった脳みそで勉強するよりも捗ります。

1日休むのが無理でも半休なら取れるかもしれません。
あと、試験を受けることを職場や家族に公言するのもアリです。
理解のある同僚や上司なら、試験勉強を応援してくれて、仕事も調整してくれるかもしれません。家族も家事を積極的に手伝ってくれたり。

 

そして何より、公言してしまったからには受からないとカッコ悪いから、より勉強に身が入るでしょう。
こちらの効果の方が期待できるかもしれませんね。

 

私はというと、試験日の前日は土曜日で、もともと仕事のある日だったのですが、その日は前もって休みにさせてもらってました。
パート勤務だからというのもありますが、融通が利きやすい職場には感謝してます。

 

隙間時間を勉強時間にする

休めそうにない、半休も取れない、残業も回避できない。
そんな人でも、どこかに勉強できる””はあるはずです。

 

通勤中、昼食を食べている時、外回りの移動中などなど。
忙しい人ほどそういった時間をうまく使うべきですし、今はそんな人向けのスマホで学べる教材が揃っています。

オススメなのがスタディング
「仕事などで忙しい人」がスキマ時間を活かした学習に最適化されている講座が作られています。

独学で文字からのみの内容理解よりも、映像を通して目で見て耳で聞くとでは内容の理解度が変わってきます。
どうせなら短期間で集中して、効率的に学習したいという人にもオススメです。

 

試験当日の注意点

注意点
試験問題自体は、前日までに時間を見つけて勉強して理解度を深める以外にやることはありません。

試験そのものに集中するために、当日の心配事は減らしておいた方が良いに決まってます。
実際に試験を受けてみて感じたことを、備忘録的にまとめておきます。

周辺環境の確認を事前にしておく

 

FP3級の試験は、午前中が学科試験120分で午後が実技試験60分という流れでした。
学科試験については、開始60分後から終了の10分前までが途中退室可能となります。

学科試験終了から実技試験開始までは1時間半ありますが、学科試験を最速で退室した場合、2時間半もの空き時間が発生することになります。
その時間は、最後の試験対策として集中して勉強したいところですよね。

 

せっかくならカフェなどで軽めのお昼を取りつつ、机と椅子があるところで勉強したかったのですが、試験会場の周辺に店が無すぎて結局自分の車の中で勉強しました。

正確に言えば、マクドナルドならあったんですが、受験者がそこに集中したために店の外にまで行列ができてしまうほど混雑している状況でした。
なので私はコンビニでご飯を買って、それを自分の車の中で食べ、勉強も車ですることにしました。
試験会場からかなり離れた場所に駐車していたので、会場と車の往復時間がかなり惜しかったですね。

 

試験会場の周辺があまりにも店が無いエリアだったため、多くの受験生は試験会場である施設の空いているスペースに座り込んで勉強していました。
屋内で勉強できる人はまだ良い方で、施設の外にある階段に腰掛けて勉強する人もかなり見受けられました。外で立ったまま勉強している人とかね。

 

私が受けた3級試験に関しては、退出可能時間になって退室した人は半数以上いました。
ということは、同じ時間にかなりの人数が店を探し求めて彷徨うことになります。

なので、受験前に試験会場の周辺状況は確認しておくべきかと思います。
試験会場から一番近いお店は当たり前に激混みが予想されるので、あえて少し遠くの店や、最寄り駅とは逆方向の店をチェックしておくなど、事前確認をしておくのが良いかもしれません。

主要な駅の近くであれば店の心配はありませんが、かなり過疎地の試験会場になった場合の確認は必須です。

持っていく腕時計に注意

入学試験やその他試験では、多くの会場がスマートウォッチの使用を禁止しているところが多いです。
なので、Apple Watchやその他のスマートウォッチなどをしている人は、試験の時だけは違う腕時計をしていくか、別のスマートウォッチ以外の腕時計を持っていきましょう。

 

私はシャオミのmibandを普段つけているのですが、試験日にそのままつけていってしまいました。
この端末は計算機能もありませんし、試験中に時計として使用しても特に問題は無いかもしれませんが、不正を疑われるのも嫌なので外してカバンにしまっておくことに。

運悪く試験会場に時計は無く、もちろん代わりに使用できる腕時計も持参していないので、ノー時計で試験に臨みました。

当日は試験監督のアナウンスがあったので特別問題はありませんでしたが、時間配分を気にしながら問題を解く必要がある場合には、時計が無いことが不利になってしまいます。

今後は試験前日の準備に、「試験で使える時計を用意する」ことを忘れずに加えようと思いました。

私の隣の席の人は目覚まし時計のような、置き型の時計を用意してました。スマートウォッチ以外に腕時計がないという人は、それもアリですね。

まとめ

無事にFP3級に受かった私が、どれくらいの勉強時間で合格できたのか、またどんな教材を使ったのかや、当日の注意事項などをまとめました。

 

FP3級は比較的簡単な試験ではありますが、お金に関するお得な情報を知ることができるので、多くの人に受けて欲しいオススメな資格です。

 

このFPの試験、今まで受けてきた資格試験とは違うことがありました。
それは、試験が終わった後でもテキストを見返すことがある、ということです。
今までの資格試験ではあり得なかったことでした。

「確か、この場合に適用できる控除があったはず…」といった感じで、結構頻繁にでテキストを見返しています。
制度の名前だけでも分かっていれば、テキストの索引を使って制度詳細のページまでたどり着けるので、試験勉強以外でも便利に使ってます。

 

無事に合格できた数日後に、勤め先へ資格取得祝金の申請をしました。これで数ヶ月後に1万円が振り込まれるはずです1週間後に振り込まれました!
パート勤務でも資格取得支援をしてくれるのはありがたい…!テキスト代と受験料も丸ごと回収できそうです。大企業様様です。

2022年はFP2級、そして簿記にも挑戦しようかなと思っています。

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