おすすめアイテム 広告あり

Fitbit chargeシリーズを4年使ってみた感想

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

万年ダイエッターの私は、「痩せよう」と強く意識するたびにダイエット用品を買ってきました。

バランスボール、サプリメント、エアロバイクなどなど。
買って、使ってみて、合う合わないなどがあり、買ったけどオブジェ化してしまったものもありました。

オブジェからゴミに降格していったものが多い中、ずっと使い続けているものがあります。

それが、Fitbitの活動量計です。

今年で使い始めて5年目になりました。
一番最初に購入したのはFitbit charge HRで、1年ほど使用しました。
その後購入したFitbit charge 2を、2020年11月現在も使っています。

今でも使い続けている理由を今回はまとめてみました。


Fitbitでできること

疑問

歩数、階数、歩いた距離などがわかる

活動量計はリストバンド型なので、腕時計のように常に身に付けておきます。

基本は1日中つけっぱなし状態なので、目が覚めてベッドから出ていく時から歩数が計測されます。

初めて活動量計を身につけた時は、ただ仕事に行って帰ってくるだけで、歩数がそこそこいっていたことに驚きました。

同じ室内で過ごすのでも、休日に家でだらだら過ごせば歩数は全く伸びません。
ジムに行ってランニングをすれば歩数が爆上がりします。
会社の事務所までエレベーターを使わずに階段を使えば登った階数も増えます。

 

1日の歩数の目標を決めていなくても、数値が高いとなんか嬉しいんです。
たくさん動いたなぁという達成感があるんですよね。

歩数などの数値は、活動量計そのもので随時確認ができますが、Fitbitのアプリの方で確認すれば、それまでの過去の記録もまとめて見る事ができます。

心拍数を1日中計測してくれる

 

端末本体の裏の部分に、心拍数を計測できる装置がついているので、腕にはめていれば1日中計測してくれます。

運動をする時は、目標の心拍数を意識しながら、運動の強度を高めたり調整してトレーニングをしています。

運動中に心拍数が上がるのはもちろんなんですが、意外と心拍数が高いのが、出勤時や退勤時の徒歩で移動をしている時。

「あ、結構いい運動になってるんだな」と思いました。

 

あとは仕事中に緊張する場面があったりした時は、きちんとそれも計測されているのが面白いですね。
かなり心臓バクバクしていた感じがしたのに、数値で見るとこんなものかと思ったり。

 

今までは運動している時、特に有酸素運動をする時にしか心拍数を意識していませんでした。

でも安静時の心拍数が見える化した事で、そろそろ生理がくる頃だな、といった体の変化にも気づくようになりました。

私の場合は、生理前に安静時の心拍数が上がっていき、ピークを過ぎて下降し始めると生理がやってくるようです。

心拍数云々を気にしなくとも、Fitbitのアプリ上で生理の記録をして周期予測ができるので、「そろそろだな」と準備しておくことはできています。

 

ただ、心拍数がこんなところにも役に立つとは思ってはいなかったので、新たな発見をする事ができました。


1日の消費カロリーが分かる

食生活を気にしている人は、摂取カロリーをきちんと管理している方が多いと思います。

でも、消費カロリーはどうでしょうか?

自分のおおよその基礎代謝量を把握している人はいるかもしれません。
ただ、その日の活動による消費カロリーを把握するのはなかなか難しいのではないかと思います。

それを計測してくれるのが活動量計です。
あらかじめ登録した身長、体重、年齢、性別に基づいて基礎代謝を割り出し、それに加えて歩数や心拍数などのデータを計測することで、より正確な消費カロリーを出してくれます。


出不精な私の場合、仕事の日と休日を比べると、消費カロリーの差があるのがよくわかりますね。

この消費カロリーが分かると、食事の管理もしやすくなります。
今日はもっと食べたいからその分多めに動こう、ということもできます。

睡眠を計測してくれる

Fitbitに限らずですが、こういった活動量計はリストバンド型の端末がほとんどです。

私もお風呂に入る時以外は、ほぼ1日中腕につけて生活をしています。

寝る時もつけたまま寝るので、その間ずーっといろんな数値を計測してくれます。

地味にすごいなぁと思ったのが睡眠の計測。

就寝時間と起床時間はもちろんなんですが、睡眠の質まで計測してくれるのが良いところです。

深い睡眠や浅い睡眠の時間も細かく計測してくれています。
寝る前や起きてからの、ベッドでゴロゴロタイムも目覚めていたと計測されていたり、途中でトイレに起きた時もちゃんと記録されています。

 

たまに、椅子の上でうたた寝程度だと、計測してくれたりしてくれなかったりとばらつきがありますが、ベッドで昼寝をした時なんかは、わりときちんと計測してくれます。


今現在、睡眠のことで特別に困っている事がないので、「ふーん」程度で計測結果を見ているだけですが、睡眠の情報を簡単に得る事ができるのは、健康管理をする上では便利なのかなと思います。

普通に腕時計として使える

一番使っている機能は実は時間の確認だったりします。

私はその日の仕事の内容などによって、時計の文字盤の表示方法を変えています。
日付と時間の表示、時間のみの表示(アナログもデジタルも)、時間と歩数、時間と日付と歩数と心拍など、いくつかのパターンが用意されているので、必要に応じてアプリで変更が可能です。

例えば、時間を秒単位で細かく確認しなければならない時は、秒数まで表示されるようにします。
通常時はできるだけ多くの情報を知りたいので、日付と時間と歩数と心拍がいっぺんに分かる表示にしています。

バイブ通知が地味に便利

そんなに期待していなかったけど、あると便利だと感じたのが、バイブレーションで通知してくれる機能です。

いろんな通知を端末が震えることで教えてくれるんですが、個人的に便利なのは着信通知と目覚ましのバイブ機能です。

着信があっても、ケータイのバイブだけだと気づかない事が多いんですよね。
歩いているとポケットに入れていても気づかない、なんてこともしばしばあります。
Fitbit chargeシリーズを使うようになり、着信があるとするバイブで知らせてくれるので、電話をとりそびれる事が格段に減りました。

あとは毎日使っている目覚ましバイブ機能。
朝起きる時はもちろんなんですが、電車の乗り過ごし防止にも役立っています。

イヤホンで音楽を聴いていたり、漫画に夢中になっていたり、ニュースを熟読してたりすると結構乗り過ごしちゃうんですよね。

特に危険なのが、遅刻できない朝の出勤時。
私は座るとすぐ寝ちゃうタイプなので、降りる駅の到着2分前ぐらいに設定しておくようにしています。

音も鳴りませんから、その点も電車の中で安心して使えます。

計測することで得られるメリット

もっと動いて数値を伸ばしたくなる

活動量計を身につけていると、自分が意識していないような、ちょっとした運動も計測してくれます。

昼食を食べに会社から店まで歩く。
近くのスーパーへ、散歩も兼ねて車を使わず歩いて行く。
会社帰りに寄り道して買い物へ行く。
エレベーターが混んでいたので階段を使った。 などなど。

ちょっと意識していつもより動いてみると数値も上がるので、どんどん楽しくなっていくんです。
私自身は昔からゲームが好きで、特にレベル上げが大好きだから、実生活においてもこういったコツコツ系のことは全然苦にならないんですよね。

日々の生活の中でできる運動を見つけて、意識的に活動量を増やそうとする意識の変化が生まれます。


「ジムに行かなければ運動できない」
「まとまった時間が無いから運動は無理」

このような、運動をしない言い訳をしてきた方が多いのではないでしょうか。

そりゃ時間作ってジム行って運動できたほうが良いに決まってます。
そうは言っても、仕事に勉強に家事に追われて忙しく生活している人が大半でしょう。
そんな中でもスキマ時間を見つけて、ちょっと動くことが実行できるように意識が変わっていきます。

モチベーションが上がり、好循環が回り出す

単純に、良い数値を出せると嬉しいんですよね。
「今日がんばったなぁ」
「明日もがんばっちゃおうかなぁ!」
みたいな感じで、今日よりもっと良い数値を目指して頑張れます。

すると、運動をより意識して生活をするようになり、もっと体を動かしたくなり、結果たくさん動いて消費カロリーをさらに増やすという、とても良いサイクルになるわけです。


まとめ

何事も記録をとって現状を把握する事は大事です。
そしてそれが面倒じゃなく、苦にならないということも大事。
リストバンド型の活動量計は、1日つけっぱなしで、必要な情報を勝手に計測してくれるのが良いところです。

数値が見える化すれば、数値が上がっていくのが楽しくなり、ゲーム感覚で楽しみながら運動量が増やせます。

「激しい動作を長時間行う事が運動だ」という固定概念も崩れて、日常の中に運動機会がたくさんあることに気づく事ができます。

今まで運動と認識していなかったような事でも、立派な運動だったんだと気づかせてくれます。

これはちょっとしたことなんですが、運動に対する意識が変わったことで、毎日の生活のストレスが少し減りました。

徒歩移動が苦ではなくなり、むしろ運動機会を得られたことで「ありがたい」とまで思うほどになりました。
私の仕事がデスクワーク中心だったから、余計にそう思うのかもしれませんが。

体が疲れる事が嬉しいと感じるようになったので、毎日よく動くようになりました。
そうすると、体が疲れてよく眠れるようになるという副産物まで得られました。

また、当初はダイエット目的で購入して使ってみましたが、それ以外にも何かと使える機能があり、生活が便利になったと実感しています。

普通の腕時計よりも実用的で、素晴らしい効果を生み出してくれるものだと思います。

私は健康管理に特化した活動量計を好んで使っていますが、メールの確認ができたり、天気の確認やキャッシュレス決済ができるものなど、色々な機種が各メーカーから出ています。

値段も数千円で買えるものから数万円にもなるものがあるので、お財布と相談しながら、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶと良いのかなと思います。



ブログランキング・にほんブログ村へ