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【30代独身非正規】年金は繰下げてもらう理由4つ|低収入でも明るい老後

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こんにちは、ムチコです。

 

私事ですが、今年で非正規雇用歴3年目を迎えました。

正社員の時から給料はガクッと減り、おまけに副業収入も伸び悩み、極端に入金力が少ないので資産形成も足踏み状態が続いています。

 

今日は、そんな低収入不安定雇用の私が考えている、明るい老後ついてのお話しをしようと思います。

  • 年金を65歳でもらう以外のもらい方は?
  • 年金を増やす方法ってあるの?
  • なぜ30年も先のことを今考えてるの?
  • 非正規雇用の老後なんて明るいはずがないだろ!

こんな疑問にお答えしていきます。

 

タイトルの通り、年金は繰り下げ受給の予定でいますが、そのために今準備していることも説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。





現在30代後半、年金は繰下げ受給すると決めています

年金生活

年金は、受給年齢である65歳を起点に、それよりも前にもらうことを「繰り上げ」、それより後にもらうことを「繰り下げ」と言います。

繰り上げによって早くもらうことができますが、早めれば早めた分だけ年金額は減り、遅くもらえば増える、という仕組みになっています。
繰り上げは60歳から、繰り下げは75歳までできます。

 

※厚生労働省HPより引用

 

※厚生労働省HPより引用

 

 

今時点での年金計画はと言うと、70〜75歳の間で受け取ろうかなと考えています。
65歳が本来の受給年齢なので、5〜10年くらい繰り下げてもらう感じですね。

※日本年金機構HPより引用

 

 

なんで30代の若造がこんなことを言っているのかと不思議に思うかもしれません。
健康に毎日を暮らしていけば、多くの人が直面する問題が老後の資金問題です。

 

自分も遅かれ早かれこの問題に向き合わなければならない日が来るなら、早めに解決しておきたい。
であれば、早めに仮でも結論を出しておけば、その後ずーっと心配をしなくて済む。

 

そう考えて、かなり早めのタイミングではありますが、じっくり考えてみたというわけです。

なぜ65歳でもらわずに繰り下げて受給する予定なのか

ということで、本来65歳でもらえるところを、なぜわざわざ繰り下げるつもりなのか。

一つ一つ理由を説明していきます。

理由1:人より年金額が少ないから

私の場合、大学卒業から35歳まで正社員、その後はパート勤務という働き方なので、ずっと正社員で働いている人よりは年金額が低くなります。

 

平均的な年収をもらっていた人がもらえる年金額は、14万円以上もらえているらしいのですが、私はその3分の2程度の10万円くらいになる予定です。

 

※厚生労働省HPより引用

 

 

14万円で生活しろと言われても厳しいのに、10万円ではとてもじゃないけど暮らしていけません。

 

少しでも年金額を増やすために、繰り下げをしたいというのが一番の理由になります。

私たちが受け取る頃には今以上にもらえる年金額が少なくなっているでしょう。
それでも年金というのは、年老いて働けなくなった後のありがたい定期収入であることに変わりはありません。

 

この金額をできるだけ増やすために、私は繰り下げ受給をする予定です。

 

理由2:今後、年金の受給年齢が上がりそうだから

日本の年金制度ができたのが昭和の時代になりますが、その当時の年金受給年齢は55歳でした。

その後60歳まで引き上げられ、またさらに65歳まで引き上げられ今に至ります。

年金の受給年齢とともに上がってきた定年の年齢も、どんどん上がってきています。

 

これまでの歴史を考えると、今後さらに年金受給年齢が引き上げられそうな予感がしますよね。

 

65歳で受け取るつもりでいたのに、計画が狂ってしまう…!
予定よりももっと長く働かないといけないのか。

 

と、思い悩むくらいなら、もうはじめから70歳以降で受け取るつもりでいた方が良さそうだな、と私は考えたわけです。

理由3:年金は保険と考えているから

年金に対する考えはさまざまあります。

繰り下げをしても、すぐに死んでしまったら損だ!
どうせ自分は早死にするから繰り上げをして早めにもらうんだ!
今まで払ってきた分は絶対に取り返すんだ!

決して安くはない保険料を長い間納めてきたのですから、このように考えるのが自然かもしれません。

そして、年金の話題が出た時に必ずと言っていいほど、損か得かの問題が取り上げられます。

 

それも一つの基準なので、否定する気はありません。
ただ私個人的には、年金はあくまで保険なので、損得で考えるものではないと思っています。

保険と考えれば、「万が一のことが起きたら大変だ」と考えて加入するのであって、「必ず元を取ってやるんだ!」という考えが的外れだということが分かると思います。

 

私にとって年金とはそんな感じです。

年金には、病気や怪我による障害に対する給付や、遺族への給付といった機能もあります。

私の年金の位置付けは、長い人生の中の「もしも」のうちの、「老いて働けなくなる」というリスクに備えた、あくまで保険なんだと私は考えています。

理由4:繰り下げ受給の方が受け取り方の融通が利くから

繰り上げ受給よりも、繰り下げ受給の方が受け取り方の選択肢が多くあります。

 

仮に繰り上げをしようと思った時。
その場合は、老齢基礎年金も老齢厚生年金も同時に繰り上げて受給することになります。

 

ですが、繰り下げの場合は、それぞれを切り離すことができるので、先にどちらかを受給して、片方を繰り下げによって増やすこともできます。

 

また、繰り下げるためにずっと待機をしていたけれど、病気などで急にお金が必要になったという時。
65歳からもらう予定だった年金をまとめて一括でもらうこともできます。

 

繰り上げをする場合よりも、繰り下げの方が受け取り方がいくつもあるので、その時の自分に合った方法を選ぶことができます。

30代の私が今からやっている、年金を繰り下げ受給するための準備

私が70〜75歳に年金を受け取るために、今のうちからやっていることについて説明していきます。

準備①自分の年金額を調べておく

 

自分が繰り下げ向きか、繰り上げ向きか。
どちらにするにしても、そもそもの自分の年金額を知らないことには対策のしようがありません。

 

自分のもらえる年金額がいくらなのかは、年金事務所に行って聞いてみる、というのが一番確実な方法です。

ですが、年金事務所自体が平日の昼間しか空いていないこともあり、勤め人にはハードルが高いと感じる方も多いかもしれません。

 

仕事で忙しいから難しい、という方におすすめなのが、ネットで調べるという方法です。
私は「行くのが面倒」という理由ですが、自分の年金額はネットで調べています。

一番確実なのはねんきんネットを使う方法ですが、すぐに概算を知りたいのであれば公的年金シミュレーターがおすすめです。

アカウントの登録なども不要で、すぐに調べることができます。

準備②年金を受給するまでに必要な資産を作っておく

繰り下げをするとなると、受給までの期間がそれだけ長くなるので、どうにかしてそれまで食いつながなければなりません。

 

受給開始まで年金に頼らずに生きていくには、

・貯金を切り崩す
・働いて労働収入を得る
・資産収入を得る

などの方法があります。

 

私のプランは、

50代前半でセミリタイアし、労働は週に3日、半日程度にする。
65歳くらいまでは上記のような労働による収入と資産収入で生活をする。
65歳からは資産収入と取り崩しのみで生活。
70代前半のどこかで繰り下げ増額した年金を受け取る。
年金を増額したとしてもそれだけでは生活できないので、老後資金の取り崩しと併用しながら生活をする。

こんな予定でいます。

繰り下げまでの道のりがあまりに苦しすぎると、なんのために繰り下げているのか分からなくなりそうですよね。

年金をもらうまでの期間も、それまで通りの生活をしていくにはそれなりの資産を築く必要があります。

そのために30代の今からコツコツ積み立てています。

私は資産は非課税で効率よく資産を増やせる、NISAとiDeCoの両方を駆使して資産を増やしています。



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来年から新しいNISAも始まりますし、ますます資産形成がしやすくなりそうです。

まとめ:年金と向き合って将来の不安を減らそう

今回は、30代後半の私が考えている、年金の受け取りプランについてまとめてみました。
基本的に繰り下げるつもりでいますが、その理由は以下の通りです。

年金繰り下げ受給する理由

・年金額が人よりも少なくなりそうなので、少しでも増額するため


・過去の年金受給年齢を調べてみたら、将来的に受給年齢が上がりそうだから


・年金は保険と捉えて、損得で考えていないから


・繰り上げ受給より繰り下げ受給の方が受け取り方の選択肢が多いから

 

年金だけを頼りに老後生活をするとなると、かなり厳しい未来になると思います。
なのであまり当てにしすぎずに、自分年金もきちんと作っておくつもりです。

ただ、老いた後の収入のうち、公的年金が占める割合は大きいので、増やせる努力はしていきたいなと考えています。

 

老後資金を築くなら、iDeCoやNISAがおすすめです。
iDeCoの方が老後の資産形成向きではありますが、拠出金額の上限も低いので、心配であればNISAもやれるとなおいいですね。

 

両方やっておけば老後資金だけでなく、近い将来の大きな出費にも備えておけますので、併用できたらかなり安心です。



私はつみたてNISAもiDeCoも楽天証券を使っています。

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