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400万円の借金を5年で完済|借金生活で学んだ貯金の極意

借金返済
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こんにちは、ムチコです。
実は私、20代の頃に借金をしていました。
額はタイトルの通り400万円で、内訳としては奨学金250万円と車のローン150万円です。

今現在は完済してから10年近くが経ち、無借金で数百万円の蓄えがあります。
借金返済後もコンスタントに蓄財できた理由も、借金返済の経験があるからこそだと思っています。

今回は、借金の返済を通して身についた、貯金が簡単にできる方法をお伝えします。
借金は無いけど貯金も無い、という人に是非読んで欲しい内容です。

借金で学んだ貯金の極意

 

借金と貯金に共通すること、それは「収入から一定額を別のところへ移す」ということです。
借金の場合は借主へ、貯金の場合は貯金用の口座へ。

そのお金は双方とも「自分が自由に使うことのできないお金」になります。

 

いやいや、貯金は自分で自由に引き出せるよ。

 

と言われるかもしれませんが、この際は、「一旦は手元の財布から無くす」もしくは「簡単に引き出せない口座へ移す」という意味で捉えていただければと思います。

 

借金と貯金では心の持ちようはかなり変わってくると思いますが、お金が手元から離れるという点では共通しています。
つまり、給料が入っても、ある一定額は無いものとして残ったお金でやりくりをする必要があります。

 

私は借金返済のために、給料が入るたびに定額を別口座へ移すということを、毎月欠かさず繰り返してきました。
この行動が貯金の王道である「先取り貯金」と一緒でした。

なので、コツコツと5年かけて借金を返済していったら、完済直後からも難なく貯金ができるようになりました。

短期間で借金を返済できたわけ

400万なんて、20代前半の若造からしてみたら結構な大金です。

その大金を短期間で返済できた理由は大きく二つあります。

一つ目の理由は、仕事を辞めなかったこと。

できるだけ正社員で働き口を見つけて、借金返済まで辞めずに働くこと、これに尽きます。
借金返済にコツも何もありません。
毎月給料がちゃんと支払われる状態に身を置いて、質素倹約に努めて毎月決められた額を返済する。これだけなんです。

 

二つ目の理由は、2年間は実家暮らしだったこと。

社会人になってからも2年間は家から会社へ通っていたので、毎月借金を返済しながら貯金も同時にしていました。
後々その貯金で奨学金を一括返済し、9万円の報奨金を手にすることもできました(現在、報奨金制度は無くなっています)。

 

つくづく私は運が良かったと思います。
親との関係は良好でしたし、当日勤めていた会社はちょっとおかしなところはあったけど、ブラックではありませんでした。
恵まれた環境だったからこそ、借金の早期完済が実現できたのかもしれません。

何かが違っていれば、今こうして昔話として思い出す余裕すらなかったでしょうね。

借金完済後にやったこと・やらなかったこと

返済完了してからの行動も、その後の金銭感覚を大きく左右したと思います。
私がやったこと、逆にやらなかったことを紹介していきます。

開放感に任せて爆買いしなかった

5年かかって借金を返済できて、嬉しかったは嬉しかったのですが、その弾みで高額商品買いまくるなんてことはしませんでした。

35歳の今と比べて、20代半ばといえば圧倒的に物欲があったと思うのですが、何か大きな買い物をしたという覚えがありません。

その当時の私の気持ちはこんな感じだったから。

 

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借金返済中も貯金はしていたんですが、そのほとんどを奨学金の一括返済に回してしまったため、残しておいた貯金が全然無くて、結構ギリギリの状態だったんですよね。

心配性な性格というのもあったので、借金を返済した後も生活水準を上げませんでした。

 

仮に借金がない場合でも、昇進して給料が上がったときや、転職して年収が上がった時など「使えるお金が増える瞬間」というのはあると思います。

 

収入が増えた分だけ消費が増えるのはまだいいのですが、それ以上に使ってしまうようになると以前より貯めにくい家計になってしまいます。
ましてやそれまで貯金0だったなら、一気に赤字家計へと転落します。

生活水準は、上げるときほど慎重にすべきです。

自動積立定期貯金を始めた

完済してからも生活水準を上げずに暮らしていたせいか、先取り貯金をせずともお金が貯まるようになっていました。
ただ、せっかく貯めるなら少しでも金利のいいところに置いておくことにしようと思い、郵便局に行って自動積立定期貯金を始めました。

 

生活水準を変えずに暮らしていたので、返済していた額と同じだけ貯金に回すことにしました。

 

冒頭でも書いた通り、借金返済も貯金もやっていることは一緒なので、生活が何か変わるというようなことはありません。
今まで通り、給料が入ったら定期口座にお金が一定額移動してしまうので、残りのお金でやりくりして生活をするだけ。

ただ口座の残高は増えていくので、時々記帳してはニヤニヤするという楽しみは増えましたね。

・毎月一定額を積み立てていく
・簡単に引き出せないようにする

 

例え給料日が雨の日でも、台風の日でも、仕事で疲れていても、その月に買いたいものがあろうと無かろうと。

毎月決まった金額が給料から差し引かれて、簡単には引き出すことができない場所へ預けられる、という仕組みを取り入れましょう。

 

私は当時、ゆうちょ口座をメインで使っていたので、ゆうちょ銀行で申し込みましたが、楽天銀行やイオン銀行なんかも取り扱っているようです。

まとめ

私は社会に出た瞬間から借金を背負っていたおかげで、いい金銭感覚が身につきました。
借金返済も貯金も給料から一定額を先取りをして、残りのお金でやりくりをすることが重要だということを学べたからです。

 

「いつも貯金しようと思っても全部使い切ってしまう」

という方。

 

ぜひ先取り貯金という、自分の意思とは関係なく貯まる仕組みを取り入れてみてください。
そのお金がはじめから「無いもの」なんだと考えれば、きついなどという感情は生まれません。

差し引かれた金額が、その月の給料なんです。
その額が低ければ低いなりの生活をすればいいだけ。

 

「収入」−「貯金(借金)」=「支出」が実行できる人は収入が低くても貯金(借金返済)できます。

 

実際私が借金を返していた20代前半の平均年収は300万円台前半でした。
収入が少なくても、実家ブーストを2年間使い、その後もルームシェアをすることで生活費を下げて、無事に借金を返すことができました。

収入が低いと嘆いている人も諦めないで、私と一緒に準富裕層を目指しましょう!

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